安定した給料が特徴
自衛官の給料は、一般的な公務員と比べると比較的高く設定されています。任務の性質上どうしても危険を伴う職務であるということと、体力的な問題などから定年退職が早いということを考えた上で設定されている金額だと考えられます。
自衛官として採用された時点の一般的な月給は以下の通りです。2士=159,500円、曹候補生(士の指導をする立場)=159,500円、一般幹部候補生(大学卒業者など将来的に幹部として活躍される立場)=212,700円。
これにさまざまな手当てがつくため、年収で言うと、およそ300万〜500万ほどになるのが一般的です。賞与は年2回、昇給は年1回となります。階級が上がれば、その分給料も上昇します。
なお、専門職系については、これよりも若干高い収入を得ることができます。
大卒(歯科・薬剤科):232,000円
4年制薬学部・薬学科卒:214,900円
大学院卒:232,000円
また、防衛大学校や防衛医科大学校生も給与が支給されます。
自衛官ならでは!さまざまな手当て
自衛官にはどんな手当てがあるのでしょうか。「期末・勤勉手当(ボーナス)」「扶養手当」「夜勤手当」「単身赴任手当」は一般的な会社員でもつくことがある手当てでしょう。
それ以外に、自衛官ならではの特殊な手当てがあります。たとえば、パイロットの飛行に対して支給される「航空手当」。落下傘での降下を行うと支給される「落下傘隊員手当」。
災害の際に被災地に派遣されると支給される「災害派遣等手当」。
自衛官は、こうした数々の手当てがつくことで、比較的高い収入を得ることができると言われています。
福利厚生面でのメリットも
さらに、給料とは別に、支給されるものがあります。それが、「住居」や「食事」「被服」です。特に訓練期間に関しては団体生活のため住居費は必要ありませんし、日々の食事や制服・作業服も支給されるため、生活上はあまりお金を使う機会がありません。
もうひとつ、自衛官の待遇の特徴として「医療費の無料」があげられます。自衛官は、自衛隊関連の病院では無料で診察や治療を受けることができるのです。
こうしたトータルでの待遇を考えると、自衛官は安定した収入を得ることができる職業のひとつと考えることができるでしょう。