自衛隊入隊時の思い出 (体験談)

初めの行事

自衛隊に入ってまず一番初めに経験する行事がこの「入隊式」になります。

だいたい入隊してから1週間後ほどに行われます。

この入隊式ですが、高校を卒業してからすぐに自衛隊に入ってくる比率が高いせいか、親だけでなく兄弟まで見に来られてた同期が多いです。

この入隊式ですが、この式までに敬礼や歩き方などを一週間でみっちり身につけさせられます。

教官としても、親が自衛官になった子どもをわざわざ見に来られるで、みっともない姿を見せるわけにもいきません。

そのため、この一週間はかなり厳しく指導されます。

厳しい指導

この入隊式に向けた動作の練習は2日目あたりから始まります。

当たり前ですが、今まで敬礼をしてきたことがないので、敬礼ひとつでもかなり難しく感じました。肘の角度や指先、手のひらの角度まで細かく指導されます。

そしてもちろん出来なければ、怒鳴られます。ここで「自衛隊に入ったんだ」と凄く実感することになります。とにかく教官が恐ろしい。

世の中こんな怖い人間がいたのかと思ったほどでした。

今思えば、ここまで怖いからこそ、こちらも本当に必死で練習するので上達が早かったと思います。

自衛隊に入った実感

入隊式に使う制服が支給されたら、今度は名前や階級を自分で縫わなければいけません。

今まで家庭科の授業くらいでしか縫物をしたことがない人が大勢なのでもちろんかなり苦労します。

そして名前や階級章を縫う位置や角度も厳しく決まってるので、なかなか合格を頂けず、ここでもかなり焦ります。

こうして昼間は入隊式に向けた練習。夜は復習や縫物をしてあっという間に入隊式がやってきます。

そして入隊式には親が驚くくらい、びしっと敬礼や歩き方ができるようになってます。この時の親の反応が面白かったです。

お昼には一緒に食事をとるのですが、その時に教官の怖さなどを笑いながら話してました。この時くらいは教官も厳しくないので、楽しく過ごすことができます。

自衛隊に入って1週間ちょっとでしたが、自衛隊に入ったんだと実感させるには十分な入隊式でした。