自衛隊員の休日の過ごし方

自衛官も休日は楽しむ

自衛隊の隊員がどういう風に休日を過ごしているか、なかなか知ることはないかもしれません。しかし実際は普通の人たちを同じ様に休日を楽しんでいます。

街に出かけたい人は街に遊びに行き、登山などのアウトドアが好きな人は登山などに行ったりして自由に休みを楽しんでいます。

もちろん駐屯地に残留の日は休日であっても外出はできませんが、そうでなければ自由行動です。

外出できる時間は決まっている

しかし、そうはいってもやはり自衛官なのである程度の規則があります。

まず一番重要なのが時間です。休みだからといって早朝から夜中まで好きに出掛けていいかというと、そうではありません。

平日の外出でもそうですが、休日に外出する前には外出証を当直からもらわなければなりません。

あまり朝早くても当直が起きてないので、大体8時近くになってから当直に外出証をもらいます。

そして次の日が勤務(通常は月曜日)や残留日である場合は、だいたい夜の9時〜10時までには戻らなければなりません。

これは夜の点呼に間に合わなければならないからです。

ちなみに帰ってくる時間が交通状況で遅れるときは連絡を入れておけば通常は問題ありません。

外出時は「外出証」が必要

また、外出証についてですが、これがないと駐屯地からでることができません。

営門(駐屯地の入り口)で警衛(一日交代の駐屯地の警備勤務)に外出証を見せなければ外に出してもらえないからです。

通常は自衛官の身分証入れに紐で外出証を縛っておき、警衛に身分証と外出証を見せて駐屯地の出入りをします。

この身分証に関してですが、外出中は常に携行してなければなりません。

営外(駐屯地外)に住んでる隊員は休日は身につけてないかもしれませんが、少なくても営内(駐屯地内)に住んでる内は休日でも常にズボンのポケットには身分証を入れておかなければなりません。

ちなみに身分証は紐やチェーンで脱落防止をしてあるので、ベルト通しからポケットに味気ない紐が伸びてる短髪の男性がいたら自衛官かもしれません。

新隊員は外泊できない

自衛隊に入隊したばかりで新隊員教育隊に所属しているときは、基本1人で外出はできません。

最低二人一組で移動しなければなりません。ですが、これは戻る時間さえ決めておけば外出後はバラバラになっても問題ありません。

また、教育隊のときは戻る時間も19時ころには戻ってこなければならず、また泊まりは許可されません。

ですので土日は毎回外出証をもらっては返し、また次の日の朝にもらう必要があります。

ですので、新隊員のころは休日といっても遠くに出掛けることはできず、ほとんど全員が近場の街で遊ぶことになります。

また、部隊に配属になっても車の購入を許可されるのは入隊して4年(2任期)以降ですので、それまでは電車やバスといった公共の交通機関を使います。

自衛官の休日は実際は普通の人より何かと制約が多いですが、それさえ守れば比較的自由に過ごすことができます。