JICA職員の役割

国際協力におけるJICA職員の役割とは、どのようなものでしょうか? また、JICA職員は日本社会に対し、どのように貢献しているのでしょうか?

JICA職員の職務上の役割とは

JICA職員は、開発途上国の発展のために力を尽くすことが求められます。

日本国民の税金を基盤とするODA(政府開発援助)を予算として、支援プロジェクトを形成し、日本の代表として各国の政府高官などと交渉を重ねます。

最終目標は、プロジェクトを通じて支援先の国に発展をもたらすことです。

各支援プロジェクトには、大勢の人が関わります。関係者のマネジメント上で、予期しないトラブルが発生したり、思うように計画が進まないことは多々あるでしょう。

その中で関係者を効果的に繋ぎ、進行管理を滞りなく行うことが、JICA職員の役割といえます。

JICA職員のプロジェクト上の役割

JICA職員は地域別・専門分野別に担当を振り分けられます。その上でJICA職員には、担当国の発展や、情勢の改善に対する情熱が求められます。

職員の役割の主なものとしては、ひとつには担当先の国や地域で支援プロジェクトを実施し、現地に赴いての調整業務があります。

また、担当先の国から研修員を受け入れ、日本での研修を実施する支援プロジェクトのマネジメントも重要な業務でしょう。

その他、有償/無償資金協力に関わる業務、青年海外協力隊などの海外ボランティアプログラムのマネジメントなど、さまざまなプロジェクトにおける役割があります。

JICA職員の日本社会における役割

さて、JICA職員はこういったプロジェクトを通して、日本社会においてどのような役割を果たしているのでしょうか。

グローバル化が進むにつれて、国同士の依存度は強まっているといわれています。

とくに日本のように資源や国土に乏しい国は、エネルギーや食料などの他国への依存度は高まります。

そういった事情の中で、JICAが開発途上国に技術や資金を提供し、国際社会での存在感を高めていくことは、日本社会にとって非常に重要な戦略といえるのです。

そのためJICA職員は、開発途上国の発展への情熱と共に、日本の利益を背負って国際戦略を実行する役割もあることを、理解しておく必要があるでしょう。