JICA職員の仕事内容

国際協力事業の総合マネジメントを行う

「JICA(日本国際協力機構)」は、国から供与されるODA(政府開発援助)を使用し、開発途上国を支援する独立行政法人です。

JICA職員の仕事とは、大きく言えば国際協力事業の総合マネジメントです。

具体的には、JICAの開発途上国支援プロジェクト計画を立て、その実行に関わる機関や人材のマネジメントを適切に行い、プロジェクトをスムースに進める役割を担っています。

あくまでもマネジメントに徹するのがJICA職員の仕事なので、JICA職員が専門知識を生かして、プロジェクトの現場で実働することは基本的にはありません。

JICA職員の種類と業務

JICA職員は、大きくマネジメント系とスペシャリスト系に分けられます。

マネジメント系は、プロジェクトにおける課題や目標を確認しながら、各分野の専門家や日本の省庁、援助先の政府関係機関と連携してプロジェクトを進めていきます。

スペシャリスト系は、専門分野についての深い知識を生かし、援助先の開発途上国のニーズと、プロジェクト計画の方向性に大きな役割を果たします。

また、より効果的なプロジェクト形成のため、日々専門分野についての研究を続けることが求められます。

JICA職員にとっては、各機関との調整が最重要の仕事といえます。援助先政府高官からのヒアリングや交渉のため、頻繁に海外出張をする職員もいます。

JICA職員の仕事の分野

JICA職員は、東南アジア、中東、中南米など、担当地域内で担当事業を進めていきます。

JICAが開発途上国に対して行う支援プログラムの分野は多岐に渡ります。

具体的には、教育、保健医療、水資源・防災、平和構築、貧困削減、資源・エネルギーなどの分野です。

援助先の国の市民生活レベルの向上や、国家の発展への貢献を目標としています。

JICA職員は、世界情勢とさまざまな分野についての深い知識を求められる職業といえます。