JICA職員に向いている人、適性

進行管理能力が高い

ひとつの支援プロジェクトには、日本の省庁関係者、海外政府関係者、外部専門家、ボランティアなど、大勢の人が関わります。

これら関係者を有機的に繋ぎ、プロジェクトのマイルストーンを管理するのが、JICA職員の役割です。

そうなると、コミュニケーションを素早く的確にとれる、マルチタスクを整理しながらこなせるなどの、進行管理能力の高さが求められます。

反対に、一度にたくさんのことができない人には向かないといえます。

度胸がある・冷静

開発途上国でプロジェクトを進める段階では、予期せぬトラブルや遅延は日常茶飯事です。文化的な違いから問題が持ち上がることもあるでしょう。

こうした例外的な状況が起こってもパニックに陥らず、むしろチャレンジ精神を持って向かっていけるのが、JICA職員に求められる性質ではないでしょうか。

また、物怖じせず世界の要人と議論できる度胸も必須です。

気が小さい人や、細かいことを気にしすぎる人には、向いていないかもしれません。

高い理想と、それを具体化するスキル

「自分の力で開発途上国に貢献する」という高い理想がなければ、日常の膨大なタスクをこなしていくモチベーションは保てません。

高い理想を実現するためには、自分がどのようなスキルで開発途上国に貢献していけるのか、しっかり道筋を描いておく必要があります。

「海外出張もできる国際協力の仕事は格好良いから、何となくやってみたい」だけでは、到底勤まらない仕事でしょう。

スタミナがある

何よりも大事なのが、体力です。

頻繁に海外出張を繰り返し、気候や食べ物の違い、時差がある中で仕事をし、さらに日本で事務仕事もこなすとなると、長時間・長期間に渡って持続するスタミナがある人でないと、JICA職員は勤まらないでしょう。

「体力・気力・知力の充実」はどんな仕事の応募条件にも使われる言葉ですが、JICA職員に向いているのは、文字通りその3つが揃っている人といえそうです。