有名なジュエリーデザイナー

世界のジュエリーデザイナー

世界的に知られる最高級の老舗ジュエリーブランドといえば、ティファニー、カルティエ、ブルガリ、ヴァンクリーフ&アーペル、ハリー・ウィンストンが挙げられるでしょう。

それぞれ創業者自身がジュエリーデザイナーというブランドもあります。

創業者=ジュエリーデザイナー

・ルイ=フランソワ・カルティエ(フランス/1819-1904)
・ソティリオ・ブルガリ(ギリシャ系イタリア/1857-1934)
・アルフレッド・ヴァン・クリーフ(フランス/1873-1938)
・ハリー・ウィンストン(アメリカ/1896-1978)

またティファニーは創業者チャールズ・ルイス・ティファニー(アメリカ/1812-1902)のご子息ルイス・カムフォート・ティファニー(アメリカ/1848-1933)が有名でしょう。

そのほかティファニーではエルサ・ペレッティ(イタリア/1940- )、パロマ・ピカソ(フランス/1949- )、ジーン・シュランバーゼー(フランス/1907-1987)が伝説的なジュエリーデザイナーとして知られています。

ジョン・ローリングとともにティファニーでデザインを手がけたモーリス・ガリは現在ハリー・ウィンストンで活躍し、2014年からはフランチェスカ・アムフィテアトロフがジョン・ローリングの後任としてティファニーでデザインディレクターを務めています。

さらにカルティエにはシャルル・ジャコー(フランス/1885-1968)のほか、のちに独立したジャン・ディン・ヴァン(ベトナム系フランス/1927-)がいました。

ブルガリは2代目ジョルジョ・ブルガリ(イタリア/1890-1966)とコンスタンティノ・ブルガリ(1889-1973)、3代目パオロ・ブルガリ(1937-)とジャンニ・ブルガリ(1935-)がジュエリーデザイナーとしても活躍しています。

またヴァンクリーフ&アーペルは創業者アルフレッド・ヴァン・クリーフとエステル・アーペル(フランス/1877-1960)の娘ルネ・ピュイサン(フランス/1896-1942)とルネ・シム・ラカズ(フランス/1901-2000)のふたりが時代を築いたこともありました。

グランサンクのジュエリーデザイナー

メレリオ・ディ・メレー、ショーメ、モーブッサン、ブシュロン、ヴァンクリーフ&アーペルは、グランサンク(フランス高級宝飾店協会)の老舗ジュエラー(宝石商)といわれています。

ただしフランス高級宝飾店協会としての活動は現在ほとんどおこなわれておらず、グランサンクという呼びかたは日本でしか通用しないようです。いずれもパリのヴァンドーム広場、ラ・ぺ通りに店舗があります。

メレリオ・ディ・メレーはジャン=バティスト・メレリオ(イタリア/1765-1850)、ショーメはマリ=エティエンヌ・二ト(フランス/1750-1809)、クレール・デヴェ=ラコフ(フランス/1962-?)が有名でしょう。

モーブッサンはジョルジュ・モーブッサン(フランス/1862- )、ブシュロンはフレデリック・ブシュロン(フランス/1830-1902)、クレール・ショワンヌ(フランス/1976- )が活躍しています。

そのほか海外のジュエリーデザイナー

またラリックのルネ・ラリック(フランス/1860-1945)、グラフのローレンス・グラフ(イギリス/1938- )、グリマのアンドリュー・グリマ(イタリア系イギリス/1921-2007)などが創業者兼ジュエリーデザイナーとして知られています。

ミュージシャン、ミック・ジャガー(イギリス/1943- )の娘ジェイド・ジャガー(イギリス/1971- )はジュエリーデザイナーとして自身のブランドを展開したり、ガラードのクリエイティヴディレクターを7年間務めたりしています。

そのガラードと1990年代に合併していたアスプレイにはコリーナ・パイクというジュエリーデザイナー兼マネージャーがいます。

近年もっとも注目されているジュエリーデザイナーといえば、ロレンツ・バウマー(アメリカ/1965- )が挙げられるでしょう。

彼は1988年から2007年までシャネルで、2009年から2015年までルイ・ヴィトンでジュエリーデザインを手がけたうえ、自身のブランドも展開しています。

そのほか香港生まれのウォレス・チャン(中国/1956- )やイリーナ・マクリ(ギリシャ)、テオ・フェンネル(イギリス/1951- )なども勢いがあります。

日本の女性ジュエリーデザイナー

日本のジュエリーデザイナーといえば、まず石川暢子(1943-2012)が挙げられるでしょう。

そのほか穐原かおる、植田嘉恵、小寺智子、松崎勉・憲子夫妻と松崎マナ、能勢利枝、永坂景子、石井恵理子、宮澤淑恵、伊藤恵子、森田展子、桑原ヒロミ、永井純子、松井久子、山崎裕見子、原田奈美、奥山五月、三成真規子といった女性陣も活躍しています。

トーカティブのマロッタ忍と山内芙美子の斬新な活動も見逃せません。

ミノワダジュエリークラフトの蓑和田元・幸恵夫妻、キ・ララの加藤貴子、ナガホリの中尾美穂と中山恵美、今与の青木麻耶(1984- )なども高い評価を得ています。

そのほか日本宝飾クラフト学院の学院長・大場よう子と佐藤絹枝(1960- )、アテナ宝石デザイン研究所の2代目代表・水野薫子のような指導者兼ジュエリーデザイナーもいます。

日本の男性ジュエリーデザイナー

歌手を引退した梶光夫(1944- )と長男の梶真起、次男の梶武史(1979- )は二代にわたってジュエリーデザイナーとして知られています。

さらに男性では塩島敏彦(1954- )、中嶋邦夫(1955- )、長井豊(1954- )、大倉仁、の三谷紘史(1964- )、丸川隆英(1947- )と丸川正剛(1979- )、首藤治(1955- )、村松司(1964- )、廣海貴晴(1977- )、三木稔(1951- )、村松真(1974- )、松田充弘(1946- )、種澤和彦などが有名です。

また武蔵野美術大学教授で日本ジュエリーデザイナー協会の初代理事長だった菱田安彦(1927-1981)の功績も注目すべきでしょう。

指導者兼ジュエリーデザイナーとしては山梨県立宝石美術専門学校の仲剛司と西洋一がいます。

桑山の西野淳と嶋田憲夫、佐々木秀成、アダンの藤森隆(1976- )、菅沼知行(1949- )、フジタジュリオ(1948- )、せきかずなども活躍しています。