JETRO職員の1日のスケジュール・勤務時間や残業、休日についても解説

JETRO職員の業務スケジュール

JETROで取り扱っている業務は、大変多岐に渡ります。

JETROの役割は、日本と世界各地のビジネスをつなぎ合わせことです。

そのため業務は大変多岐にわたり、担当部署により1日の業務スケジュールも大きく異なります。

中には、海外との折衝のため、時差に対応した働き方が求められる部署もあります。

また、総合職と一般職でも働き方や業務、スケジュールは異なります。

ここでは、一例として国内・海外で働く総合職の1日のスケジュールを紹介します。

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国内で働くJETRO職員の1日

8:30 出勤
部内でミーティングを行ったり、メールでの問い合わせに対応します。

担当する地域によっては時差の関係で大量にメールが来ていることもあるので、緊急性の高いものから順に回答していきます。

9:00 相談受付
海外展開を検討している企業からの相談を受けます。

内容としては海外での現地法人設立方法についてや自社製品の輸出について、あるいは現地の最新情勢についてなど様々です。

12:00 休憩
昼食休憩を取ります。

このような時間を利用して、他地域を担当している同僚との情報交換などのコミュニケーションも欠かせません。

13:00 情報収集
午前中に受けた相談に回答するため、必要な情報を収集します。

内容によって情報収集の方法は様々です。

例えば、自社内に蓄積されている過去データや実績データを参照したり、各国政府が出している公式なデータを引用することもあります。

特にJETRO社内で蓄積している研究や調査データは膨大であるため、丁寧に情報を集めます。

15:00 インターネット会議
JETROの海外事務所とインターネット経由で会議や面談を開きます。

そこで、現地の最新情報や情勢について、あるいはビジネスの様子など幅広く情報収集を行うことができます。

必要時には、相談内容に関連した最新情報の収集について依頼することもあります。

17:00 情報提供
海外進出を希望する企業から受けた相談について、各国のビジネス環境など回答します。

ただし、相談内容により数度の調査および回答が必要なケースもあります。

相談元の企業のビジネス拡大のため大変重要な業務であり、正確性とスピード感が求められるので緊張する業務の1つです。

18:00 帰宅
翌日の面談予定などに合わせて事前の情報取集などの準備を整え、帰宅します。

海外で働くJETRO職員の1日

8:30 出勤
部内や事務所内での全体ミーティングを行ったり、当日の業務内容の打ち合わせなどがああります。
9:00 メールチェック・各種連絡
また、メールチェックも欠かせない朝の業務の1つです。

事務所の地域によっては時差の関係で出勤するとメールが膨大に来ていることもあり、メールチェックに午前中を費やすこともあります。

そのため、簡単な返信で済むメール、内容の検討を要するメールに分けるなど工夫して対応します。

12:00 休憩
昼食のため休憩します。

休憩時間にも、現地の人の生活状況を観察するなど、業務に必要な情報収集を怠りません。

13:00 ミーティング準備
日本の事務所とのインターネット会議にむけて、必要な情報をまとめておくなど準備を行います。
14:00 インターネット会議
担当する業務に合わせて、日本の事務所とのインターネット会議が行われることがあります。

どのような時間帯に行われるかについては、駐在地と日本の時差によって大きく異なります。

現地にいるからこそ入手できる最新の情報や情勢について求められている情報を提供します。

16:00 情報収集
駐在地の最新の情報や情勢について、情報収集を行います。

各国政府のデータや発表、報道情報に当たるなど、現地にいるからこそ入手できるデータや情報を手に入れます。

正確かつ最新の海外情報を収集する能力は、海外事務所に求められている重要な役割と言えます。

18:00 帰宅
帰宅後は、治安に不安のない地域であれば街に飲みに行ったり、レジャーなどを楽しむこともできます。

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JETRO職員の勤務時間・休日

JETRO職員の勤務時間

JETROでの勤務時間は8:00〜16:45から10:00〜18:45と、30分単位で異なるシフトが設定されています。

いずれも休憩を60分含み、実働7時間45分です。

つまり、実際に何時から何時までが定時となるかは、部署や個人、状況によって異なる可能性があるということです。

海外事務所での勤務の場合にも、現地の事情に合わせて変化します。

JETRO職員の休日

JETROの休暇制度は充実していると評価が高いです。

土日祝日や慶弔休暇のほかに、1週間の連続休暇を取得できる夏期休暇、ゴールデンウィーク、年末年始休暇もあります。

また、特別休暇とは別に、初年度から有給休暇が20日間支給されます。

有給休暇は1時間単位から取得できるため、プライベートの用事のために少しだけ早く退社したいときなどに、とても便利だと好評です。

JETRO職員の残業時間

JETROではノー残業デーや、残業手当の支給時間の上限(20時間)を設け、職員が無意味に残業しない体制をととのえています。

しかし現実的には、多くの案件が集まってしまった結果、長時間残業をしないと業務をこなせない部署もあります。

結果的にサービス残業となってしまったり、家に仕事を持ち帰らざるをえません。

業務量は国や政治の方針など自分たちではどうしようもない部分もありますが、個人のスケジューリングや仕事において、工夫の余地はあります。

許された勤務時間の範囲内で、できるかぎり創意工夫して取り組むことが求められています。

JETRO職員は忙しい? 激務?

実際に抱える業務量や案件数など、業務の忙しさに関わる状況は事務所や部署ごとに大きく異なっています。

地方事務所や海外事務所は少ない人員で業務をこなすことが多いため、職員一人当たりの負担が大きくなりやすい傾向です。

とは言え、これも赴任先の地方や国によって業務量にも差があるため、一概には言えません。

部門によっては官公庁や国会議員の突発的な依頼にこたえるため、勤務スケジュールを変更することもあり、ワークライフバランスをとりずらいという声も上がっています。

自分らしく勤務を続けるためには、業務の進め方や自分なりのスケジュールの立て方、突発仕事との向き合い方など、自分のペースを上手に作り上げておく必要があるでしょう。

JETRO職員の休日の過ごし方

しっかりと休日をとれるのは、JETRO職員の魅力のひとつです。

豊富な休暇制度を利用して、バカンスに出かける職員も多くいます。

休暇を利用して世界を見て歩くことは、JETRO職員として必要な知識の向上に役立ちます。

休日には、仕事中の多忙さや業務から自分自身を切り離し、しっかりとリフレッシュすることが大切です。

ハイキングやスポーツなど体を動かしてリフレッシュしたり、映画鑑賞や読書など、教養を高める時間を持つなど、メリハリをつけて過ごす職員も多いようです。