板前の志望動機

とにかく「やる気」をアピール

企業へ就職する場合でも、個人店で見習いを始める場合でも、採用の場では「なぜ、板前を目指したいのか?」といった志望動機は必ず聞かれるでしょう。

「日本料理が好き」「人を喜ばせたい」「自分の店を持ちたい」など、一人ひとりさまざまな夢や目標があると思いますが、板前を目指す人の場合、その熱意をどれだけ相手にアピールできるかが大切です。

一般的に、難しい話をズラズラと並べるよりも、心のこもった想いのほうが胸に響くことが多いものです。特に真面目で職人気質の人が多い板前の世界では、「やる気」や「素直さ」などの「人間性」を非常に重視します。

形式的な面接を行う場合もあるかもしれませんが、履歴書の中身よりも、「あなたが板前の仕事に対してどんな風に考えていて、どんな風になっていきたいのか?」といったことをその場で聞かれることが多いようです。

礼儀正しさやマナー、ハキハキと話せるかどうかなども見られるため、きちんとした話し言葉で、自分の考えを伝える練習をしておく必要があるでしょう。

もちろん、その店がどのようなコンセプトで、どのような料理を提供しているのかなどを理解しておくことも大切です。

厳しい修業を乗り越える覚悟があるか

板前を目指す場合、長期間の修業は避けて通れません。また、見習い時代は給料や待遇も決して恵まれていないことが多いため、その辺りへの理解や覚悟があるかどうかも合否の判断材料となります。

いくらやる気をアピールしても、「休みが少ないけど大丈夫?」と聞かれて答えに詰まってしまうようでは、合格するのが難しいでしょう。

修業の厳しさもきちんと把握して、それでも「やりたい」という想いを伝えることができたら、きっと採用となるはずです。