板前に調理師免許の資格は必要?

調理師免許は持っている方が有利

板前として働くのに、調理師免許は必須ではありません。

なくても調理をすることはでき、働きながら免許取得を目指す人もいれば、親の店を継いだ人の中にはずっと免許がないままの人もいます。

でも実際に板前として働こうと思うと、調理師免許を持っている方が有利になることはあります。

現実的には調理師免許の取得は必須

たとえば日本料理店などの専門店に正規雇用として雇われるためには、調理師免許が必須となります。これは板前として、最低限の知識や技術を持っている証となるからです。

日本料理は、他ジャンルの料理に比べ、レベルの高い包丁さばきや味へのこだわり、盛り付け方など、幅広い技術を必要としています。

料理に携わる者として基礎的なことを知っていなければ、その後の成長もないので、真剣に板前を目指すならば調理師免許の取得は必須ともいえます。

また普通の居酒屋などに板前として勤務するときにも、調理師免許を持っていると、「技術手当」などの名目で月に1〜2万円の手当がつくことがあります。

さらに出世するペースが早かったり、複数の関係者が集まる勉強会などに優先的に参加させてもらえたりする優遇措置を多く持っているところも多くあります。

たしかに調理師免許がなくても板前になることはできますが、少しでも早く認めてもらうには、免許を持っていることは最低限の武器だと思った方がいいでしょう。

ふぐ調理師になるには別の申請も必要

扱う食材によっては、調理師免許以外の免許が必要なものもあります。それが「ふぐ」です。

これは調理師免許を持っていても扱うことができません。

各都道府県で実施される試験に合格し、ふぐ調理師免許を取得することで、ふぐの調理をできるようになります。

基準や呼称は都道府県によって違いますが、多くの場合、調理師免許を持っていなければ試験を受けることができません。