板前の専門学校、スクール

調理師専門学校で幅広い知識を身につける

板前としての技術や基本知識を身につけるために、調理師専門学校で学ぶという道があります。

調理師専門学校では、調理をする上で必要な技術だけでなく、栄養学や衛生学、食品学といった、幅広い食関連の分野について学び、将来の仕事に役立てられるようになっています。

実際に板前として成功するには、調理技術だけでなく、広い知識を持っていることが、柔軟な発想力につながり、他にない独創的な料理を生み出すことになります。

進みたい道から専門学校のコースを選ぶ

専門学校の中で、厚生労働大臣が指定した調理師養成施設を卒業すると、試験を受けることなく調理師免許を取得することができるので、学校選びの基準のひとつにするとよいでしょう。

専門学校の多くは、1年で卒業できるようになっており、日本料理科、フレンチ科、パティシエ科など、学びたい調理法によってコース分けされています(呼び方については学校により違いがあります)。

板前になりたい人は、和食関連のコース(日本料理科)を選ぶことになります。

転職やスキルアップを見据え、日中は普通に働きながら専門技術を学びたいという人も多くいるため、昼間コースの他に、夜間コースを開設している学校も多くあります。

夜間コースは1日当りの授業数が少なく設定され、1年半で卒業というところもあります。

また、板前として働くだけでなく、将来、多くの部下を指導する立場になりたい人や店舗の経営面まで管理したい人、さらには独立し自分で店を持ちたい人に対して、経営についても学べるコースも用意されています。

各地で開催される講習会で学ぶ

新しい調理技術や食材について学んだり、情報交換したりする講習会が各地のスクールで開催されています。

ここでは板前を目指して修行中の人だけでなく、一流和食店で何年も花板(板長)をしている人が一緒に学ぶこともあり、大きな刺激を受けられます。

板前は調理師専門学校を卒業しなくても、調理師の資格がなくても働くことができます。

ですが、技術や知識、さらにはやる気が何より大切な職業なので、スクールや講習会で必要な情報を得て、働きながら技術を身につけるという人も少なくありません。

また実際に板前として働いている人が、将来の独立に備えて、店舗経営や資金集めなどのノウハウを得るために通うスクールもあります。