医師に向いている人、適性

誠実な人

病院で働く臨床医の仕事は、患者さんに薬を処方したり手術をしたりすることだけではありません。

病気を治すために一番大切なのは、患者さん本人の「治そうとする気持ち」です。ときには、不安な気持ちを解消するために話を聞いてあげたり力強く励ましてあげたりすることも必要です。

患者さんに誰よりも信頼されて安心感を持ってもらえるような医師になるためには、患者さんと同じ目線で向き合う誠意が大切です。

粘り強い人

研究職として働く研究医の仕事は、病気の原因や薬の効用を丁寧に解き明かすことです。21世紀になった今でも、原因不明の病気はたくさんあります。がん発症のメカニズムやアレルギーの予防法、難病の治療法など、研究すべきテーマは溢れているのです。

こういったテーマは、長年研究されてきたにも関わらずいまだに解明されていないくらいですから、研究をしても簡単に結果が出るようなものではありません。何十年と取り組んで初めてひとつの事実にたどりつくこともあるのです。

研究職として働く医師には、粘り強くひとつのことを学び続ける姿勢が求められます。

向上心がある人

医師というのは、医師になるまではもちろんのこと、医師になった後もずっと勉強を続けなければいけない仕事です。近年の医学に進歩にはめざましいものがあり、日々、新薬や画期的な手術の方法が発見されています。

医師たちは常に学会に参加してお互いの研究成果を発表し、こうした新しい治療法の情報収集に努めています。これは、内科であれ、外科であれ、産婦人科であれ、医師である以上必要な姿勢です。

医師をめざすのであれば、新しい知識を探求していくのに情熱が注げることが大切です。そしてその知識によって自分の医師としてのスキルをアップさせたいという向上心がある人に向いている仕事です。