医師年金とは

医師会が運用する医師年金

医師会に所属している医師は、「医師年金」という年金の制度に加入することができます。「医師年金」というのは、日本医師会が独自に運用している年金の制度のことで、自分で積立てた分を将来自分で受取るという積立型の年金です。

公的年金の場合は保険料を支払う世代と年金を受け取る世代が別々に分かれていますが、医師年金の場合はあくまでも自分が積み立てた資金を受け取ることになります。

事務手数料が少額であることや積み立てた年金をライフスタイルに合わせたさまざまな形で受け取れることが大きなメリットです。

また、一般的な個人年金に比べると加入可能な年齢の上限が高く、満64歳6ヶ月未満であれば加入することができます。基本的な保険料は、月額12,000円で、任意で増やすこともできます。

さまざまな形で受給が可能

「医師年金」で積み立てたお金は、さまざまな形で受け取ることができます。まずは「養老年金」。満65歳から受給できるようになり、老後の安心のために使うことができます。

次に「減額年金」です。これは満65歳前の加入者が申し出ることで受給できるようになるもので、期間を前倒しできるぶん、その名の通り減額されることになります。

また、「育英年金」というのもあります。これは子どもや孫の教育資金として活用できるものです。続いて「傷病年金」の場合は、加入者である医師本人が病気で診療に従事できなくなったとき、毎月受け取ることができます。

さらに、もしも加入者本人が亡くなってしまった場合は「遺族年金」という形で遺族の方が受給することになります。「医師年金」はそれぞれの人生に最も適した受け取り方を選択することができるのです。