医師国家試験の合格率、難易度

医師国家試験の難易度

合格率は例年9割近くに

医師になるための国家試験は、毎年行われています。試験内容は「臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知能」とされており、人体や病理に関することなど、さまざまな分野の知識が問われます。

平成25年度の医師試験の結果を見てみると、受験者数8,632人に対して合格者数は7,820人です。合格率に換算すると90.6%になり、ほぼ9割という高い数字であることがわかります。

年によって多少の差はあれども、毎年大体同じくらいの数字を推移しており、平成24年は89.8%、平成23年は90.2%、平成22年は89.3%、平成21年は89.2%でした。

このように合格率が高い理由としては、もともと医学部生は難関試験を突破して合格してきた実力者ばかりである上に、6年間という長い期間に渡って医師になるための学問を積み重ねてきた人たちだけが受験できる試験だということが挙げられます。

試験は3日間にも及び、医学に関する幅広い知識を求められるため、相当量の勉強が必要となります。

学校による合格率の違い

医師の国家試験の合格率は例年およそ9割近くになりますが、大学によって合格率には差があります。

平成24年の試験を見てみると、最高の合格率を出した「自治医科大学」は99.1%です。他にも「名古屋市立大学医学部 」が98.7%、「日本大学医学部」が98.3%、「順天堂大学医学部」や「産業医科大学」は98%と高い数字を出しています。

一方で、合格率が最下位の大学は74.6%であり、平均の合格率を大きく下回っていることがわかります。大学別の合格率はインターネット上でも簡単に見ることができるので、医学部を志望する方はこうした事情も踏まえて大学を選ぶことも大切です。

医師国家試験の受験者数・合格率

医師国家試験受験者数

医師国家試験の受験者数は8,500人前後を推移しています。平成25年の受験者数は、前年の平成24年に比べ、63人増えて、8,632人となっています。
医師国家試験受験者数の推移_25

医師国家試験合格率

医師国家試験の合格率は90%前後をほぼ横ばいで推移しています。平成25年は前年比0.8%増の90.6%となっています。
医師国家試験合格率数の推移_25

平成25年度 医師国家試験の概要

試験日 平成26年2月8日(土曜日)、9日(日曜日)及び10日(月曜日)
試験地 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県
受験資格 大学において医学の正規の課程を修め卒業した者(卒業見込みの者を含む)など
受験手続き 受験に関する書類は、平成25年11月5日(火曜日)から同年11月29日(金曜日)までに試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に提出すること。
試験内容 臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能
試験科目 基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目
合格率 90.6%(平成25年)
合格発表 平成26年3月18日(火曜日)午後2時に厚生労働省、地方厚生局及び地方厚生支局にその受験地、受験番号を掲示して発表
受験料 15,300円
詳細情報 厚生労働省 医師国家試験
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