医療機器メーカー社員の志望動機と例文・面接で気を付けるべきこと

医療機器メーカー社員を目指すきっかけで多いものは?

医療機器メーカーの志望動機では、「人の命や健康に深く関わる医療や、医療を支える仕事に魅力を感じた」といった内容がよく見られます。

また、「医療現場で働く人たちや患者を自分の専門性から助けたい」といったものもあります。

医療現場における医療機器の進歩を知るほど、医療機器メーカーの社会への貢献性を感じるものです。

社会に貢献できる、責任ある仕事をしたいと考えている人にとって、医療機器メーカーは非常に魅力的に映ります。

医療機器メーカーによって取り扱う製品はさまざまで、MRIやCTのような大型の画像診断装置、内視鏡や透析装置、あるいは手術で使用するメスや縫合糸、包帯などの消耗品など、メーカーによって扱っている製品が違います。

医療機器のなかでも一部のメーカーしか取り扱っていない機器も多く、そういった技術的な専門性をもつ企業で働きたいという動機の人も多いです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

医療機器メーカー社員の志望動機の考え方

医療機器メーカーは、企業によって製品や社風もさまざまです。

そのため、各企業の特徴と自信の特徴をうまく紐付けて志望動機にすることが大切です。

しっかり企業研究をした上で、適性や会社に入ってやりたいことなどをしっかり考えて言葉にしましょう。

志望動機から医療関係の仕事に取り組む上で欠かせない誠実さを感じさせることも大切です。

医療機器メーカーは高収入や最先端技術のイメージがありますが、それ以上に人の命を預かる機器を作って販売しているという認識が大切です。

自己本位な内容にならないよう、医療現場や患者はもちろん、社会にどのような貢献をしていきたいのかを述べるようにしましょう。

医療機器メーカー社員の志望動機の例文

内視鏡メーカーへの志望動機(営業職)

「私が貴社を志望したのは、内視鏡で世界的なシェアを持っている点に魅力を感じたからです。

3年前に、私の父の胃にがんが見つかり、内視鏡を使っての手術を受けました。

執刀した医師が家族に経過などを報告してくれましたが、そのときに内視鏡によって撮った映像を見せていただきました。

こうした機器のおかげで、体のあちこちを切開することが減り、術後の回復も早くなっていることにとても感動しました。

私は貴社の優れた内視鏡製品を、国内外の多くの医療機関で使っていただき、多くの患者や家族を安心させたいです。」

総合医療機器メーカーへの志望動機(技術職)

「私が貴社を志望したのは、医療現場に欠かせない医療機器を支える仕事にとても魅力を感じたからです。

私が小学生のとき、交通事故で大きなケガをしたのですが、そのときに治療やリハビリのためにさまざまな医療機器に触れました。

あるとき、機械の調子が悪いことがあって、スタッフが技術サポートに連絡をすると、その日のうちに技術者がやってきてメンテナンスを行ってくれました。

子どもながらに安心しましたし、こうした人々の支えで順調に回復できていることを実感しました。

貴社は、とくに販売後のサポートに力を入れている企業だと伺いましたので、非常に魅力を感じています。

私も現場の機器の保守などを通し、現場のスタッフや患者に安心を届けていきたいです。」

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

医療機器メーカー社員の面接で聞かれること・注意点

医療機器メーカーの面接は、他の業界・業種の企業の面接と大きな違いはありません。

志望動機や、自己PRや自分の長所・短所、学生時代に力を入れたこと、医療機器業界に対する印象などを聞かれることが多いでしょう。

営業職のように病院に足を運んで医師らと直接コミュニケーションを行う職種を志望する場合、人間性やコミュニケーション能力を意識した面接が行われることがあります。

「ある地域における医療機関の数は?」といった正解ではなく考え方を見る「フェルミ推定」の質問が行われたり、あえて乏しい反応のまま面接を行ったりしてストレス耐性やコミュニケーションの積極性を見ることもあるようです。

現場でもそうですが、平常心を崩さず、ビジネスマナーをしっかり守って対応しましょう。

信頼が大切な仕事ですので、言葉遣いや服装、髪型といった部分もしっかり注意して面接に臨んでください。

医療機器メーカー社員の自己PRのポイント

医療機器メーカーへの就職を目指すなら、自己PRの中でしっかりと熱意を伝えるようにしましょう。

仕事に対する熱意や、その企業に入りたいという意思をしっかりと示すことが大切です。

そのためには、しっかりとした企業研究に基づいて自分の特徴と企業の特徴をリンクさせることが大切です。

どのような顧客にどのような製品を、どのような考えで提供しているのかをよく考え、自分の特徴や性格がそれにマッチしていることを伝えましょう。

とくに、自分自身の体験に基づいた医療機器への関心を示すことができると伝わりやすい内容になります。

その際、知識をアピールしようとムリに専門用語を使わず、自分がしっかりと理解している言葉で伝えるようにしてください。

医療機器メーカー社員の履歴書で気をつけるべきことは?

医療機器メーカーに応募する際の履歴書では、何ができるのかを明確にすることが大切です。

資格や技能、職歴などの項目は、業務に関連すると思われる場合は「2年間、大学の情報センターで利用者サポートのアルバイトを行い、機器の故障やメンテナンスの一次対応を担当した」など具体的に書くとアピールになります。

とくに営業職の場合、細かな部分にまでよく気がつくことは好印象を与えるため、誤字脱字は徹底的にチェックしましょう。

医療機器メーカーの志望動機で悩んだら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で医療機器メーカーへの転職を目指しているものの、志望動機や面接に自信が持てない場合は、転職エージェントで添削を無料で受けるのもおすすめです。

メーカーの分野に強い転職アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、書類通過率や合格率をアップさせることができます。

また、業界情報を聞くことができたり、医療機器メーカーの「非公開求人」の情報を得ることもできます。

まだ転職するか迷っているという段階でも、早めに専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができるでしょう。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

20代を積極採用している企業の案件が多く、専任キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを受けることができます。

なお、対応エリアは「一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀」となります。

どちらも登録・利用はすべて無料なので、ぜひ登録して気軽に相談してみてください。