医療情報技師の資格

医療情報技師の検定試験

医療情報技師の仕事には国家資格や免許はありませんが、一般社団法人である日本医療情報学会が行っている「医療情報技師能力検定」の試験があります。

この試験は年齢や学歴、職歴などの受験資格が必要ないので、誰もが挑戦することができるのが特徴です。

医療系の専門学校に通っている人は在学中に合格をめざすことが多く、転職をめざす人の場合も就職活動をする前に取得しておくことがあるようです。

この試験に合格すると医療とITに関する専門性の高さを証明することができるので、就職の選択肢が広がるといわれています。

検定試験の内容

それでは、医療情報技師の資格試験ではどのような問題が出るのでしょうか。

まず、出題範囲に関してですが、医療情報技師として働く上で必要な知識である「医学・医療」「情報処理技術」「医療情報システム」の三つの科目に分かれています。

基本的には指定教科書に沿って出題されますが、制度の改正の最新の動向などについても問われることがあるのでニュースや時事問題をしっかり勉強しておくとよいでしょう。

試験の記述はマークシート形式で行われ、面接や口頭での試験などはありません。

試験は年に一度、夏に全国の一部の都市で行われており、受験料は15,000円になります。(平成30年の情報です)

合格までの道のり

医療情報技師の試験に合格するためには上記の三つの科目の試験に合格しなければいけませんが、全ての試験に同時に合格しなければいけないわけではありません。

一つの科目の合格を二年繰り越すことができるので、特定の分野を集中的に勉強して一年ごとに合格すればよいのです。

専門学校によっては一度に全ての科目の合格をめざすのではなくて数年かけて合格するという方法を勧めているケースもあるようです。

また、この検定試験の上級資格として「上級医療情報技師能力検定試験」もあります。