IRに向いている人、適性

コミュニケーション力が高い

IRは株主や投資家と対面して経営状況や経営方針などを説明したり、会議の場で壇上でスピーチを行ったりする機会が多い職種です。

IRの発言が即、企業の考え方や対応の仕方と捉えられることが多く、株価を左右しかねないほどの影響力を持つといっても過言ではありません。

そのため、誤解を招かずに正確な情報を伝えることができ、相手が抱く感情を考慮した発言ができるコミュニケーション力やプレゼンテーション力が求められます。

また、IRが相手にするのは株主などばかりではありません。

どんな質疑にも答えられるよう、社内のあらゆる事業部や商品、サービスに精通していることが必要であるため、社員一人ひとりとのコミュニケーションも大切です。

このようなことから、人と話すのが好きで、人前でもそれほど緊張せずに自分の考えを発言できる人はIRに向いているといえるでしょう。

分析力・判断力が高い

IRには財務・会計のデータの分析はもちろん、業界内のさまざまなデータを分析し、先を見通して自社の戦略を立てる能力が必要です。

また、株主などからの質疑に直ちに答えるためには、高い判断力も必要とされます。

さらに、株主などから寄せられた質問や意見は、IRが取捨選択の判断を下し、必要なもののみを経営者や役員に伝えなければなりません。

必要な情報が伝わらなければより良い経営のために生かすことができず、企業にとって損になってしまうことも。

こうした分析・判断がしっかりできることは、IRになくてはならない素質です。

英会話が得意

海外に拠点を持つなど、グローバルに活動する企業にとっては、IRにはビジネスレベルの英会話能力が必須です。

国内拠点だけの企業だとしても、海外から株式を求める投資家も多いため、語学力は持っているに越したことはないでしょう。

一般的に、大企業でIRとして活躍するには、TOEIC730点以上の会話力、英文読解能力が必要だといわれています。

もともと英語が得意な人は、この点において有利だといえるでしょう。