IRのつらいこと、大変なこと、苦労

世間に浸透していない職種

IR活動は近年、盛んになってきているものの、まだ歴史が浅く、世間一般に理解されている職種とはいえません。

取り入れる企業の方も、広報部の仕事のひとつだと認識していることが多くあります。

本来、株式会社にとって株主へスピーディーに情報開示を行うことは必要不可欠であり、株主からの意見や提案を経営改善につなげることも重要なはずですが、その重要性が企業に理解されていないことも多々あります。

IRは単に株主や投資家からの質問に答えるだけの役割だと考えられ、活躍しきれない担当者もいるといいます。

これはIRにとって非常につらいことであり、今後改善していくべき課題でもあります。

さまざまなスキルが求められる

IRは自社の財務・会計面の知識を持つことはもちろん、労務、生産、流通、販売などの幅広い分野について理解していなくてはなりません。

自社のことだけではなく、株式市場、自社の株価の動き、競合他社の動向にも目を配り、常に情報収集をする必要があります。

さらに、知識ばかりではなく、高い年収を設定している企業ほど、IRに関するさまざまな能力を求めています。

英会話や英文読解能力はビジネスでネイティブとわたり合えるほどのレベルが必要です。英語力は使っていないとすぐに衰えてしまうため、常に磨き続けなくてはなりません。

このように、さまざまなスキルが求められ、努力をし続ける必要があることが、IRにとって大変な部分です。



プレッシャーを感じる

IRは企業の代表として株主や投資家への説明責任を果たすという立場上、自社の経営サイド、そして株主や投資家、両方からプレッシャーを感じることが多い仕事です。

自社のいいところばかりではなく、問題や業績の悪化も発表しなければならず、時には大勢の人の前で頭を下げて謝罪しなければならないこともあります。

自社と株主との間に立って板ばさみのような状態になってしまうことも。こうしたプレッシャーや緊張感は、IRの仕事とは切っても切り離せないものです。