IRの勤務時間・休日・残業

残業ほとんどなしが多い

IRの平均的な勤務時間は9時から18時がもっとも多く、次いで10時から19時と、一般の事務職や営業職とほぼ変わりません。

残業はほとんどなし、または1ヶ月に20時間以下という企業が多数です。

ただし万が一、企業として投資家や株主に説明責任が生じるような重大な問題が起こった時には、夜を徹してでも対応や資料の準備にあたらなくてはなりません。

また、IR担当者は企業説明会や、投資家・株主を招いて行うグループミーティング、決算説明会などで、自社の経営状況を発表したり、質疑応答などを行ったりという職務を担っています。

こうしたイベントが近づくと、発言する内容の資料作成や、事業年度終了後に公表する「アニュアルレポート」と呼ばれる、財務状況や経営戦略などを記した報告書の作成に追われることも。

このような準備期間においては、連日残業が続くということもあります。



休日出勤、休日の過ごし方

IR担当者の休日は、一般的な土日祝日、夏季・冬季休暇、有給休暇になります。

休日に出勤することは、資料作成に追われているときや、経営にかかわる緊急時以外にはないでしょう。

休日はプライベートな時間としてフルに使えることがほとんどですが、職業柄、情報収集には余念がない人がほとんど。

日本の株式市場は休んでいても、海外における自社や同業界、競合他社の株価の動きを調べたり、新聞や業界紙、雑誌に目を通すなど、休日でも仕事に関連することに時間を割く人は多いでしょう。

イレギュラーな働き方の人も

企業や人によっては、経営者に近い生活サイクルのIR担当者もいます。

必要な日だけ出勤する、必要な時間だけ出勤するといった働き方の人もいるようです。

こうしたイレギュラーな働き方は中小、上場企業にかかわらず、その企業の考え方や体制によります。

IRに特化したコンサルティング会社で働く人の場合も、サイクルが一定ではないことが多いでしょう。