IRの1日

ある大手メーカーで働くIRの1日

メーカーの場合は、サービス業などと比べて商品の流れや売上げが把握しやすいこともあり、財務状況をこまめに情報開示している企業が多くあります。

企業イメージが即、商品の売れ行きにつながることもあり、広報ばかりではなくIRの活動も責任重大。

そんなメーカーのあるIR担当者の1日をご紹介しましょう。

09:00 出勤

メーカーに勤めるIRの場合、出勤時間は9時に決められている企業が多いようです。

メールをチェックし、対応を済ませてから、その日の仕事に取りかかります。

10:00 情報収集

新聞や業界紙、雑誌、インターネットなどから、株式市場や自社の株価の動き、業界や競合他社の情報などを収集します。

IR担当者の仕事は経営や商品開発とも密接にかかわっているため、他社の動向も見逃さないようにしています。

13:00 社内ミーティング

この会社では、経営企画部、広報部、財務部、経理部などが情報を共有できるよう、それぞれの部署の代表者が集まって週に数回のミーティングを行っています。

IR担当者は常に、投資家や株主に報告するべき情報があるのかないのかを考えながらミーティングに参加。

投資家や株主から寄せられた質疑の内容などは、IR担当者から他部署へ報告されます。

15:00 報告書作成

この会社では定期的に財務状況や経営戦略を報告書にまとめて、投資家や株主に公表。IR担当者はその報告書を作成する業務を任されています。

会社のいい面ばかりではなく、業績が伸び悩んでいるなどの悪い面も隠さずに開示する必要があるため、言葉の選び方にも細心の注意を払います。

17:30 決算説明会の準備

決算説明会やグループミーティングなどにおいて、IR担当者が多数の投資家や株主と直接対面して報告を行う機会が少なくありません。

失敗が許されない場面であるだけに、資料の準備には時間をかけ、万全の態勢で臨みます。

20:30 退社

定時は18時までですが、決算期終了後から決算説明会にかけては1年の中でもっとも残業が多い時期になります。