一般事務のキャリアパス

一般事務はキャリアップが難しい?

一般事務は、ありとあらゆる業界・業種の企業や組織において活躍していますが、その業務内容は、総合職や専門職のスタッフのサポートが中心となります。

資料や報告書の作成、FAX送信、伝票入力・処理、来客応対など、一般事務が担う業務はどれも欠かせないものであるものの、高い専門性を要する仕事を任されることはあまり多くありません。

こうしたことから、一般事務は総合職や専門職に比べると給料が低めの水準となっていたり、派遣社員やパート・アルバイトとして働く人も多く、女性が大半を占めています。

一般事務といっても、職場によって担当する業務範囲が異なるため一概にはいえませんが、なかにはほぼ単純なルーティンワークの繰り返しという職場もあるようです。

そうした場合、日常業務だけでキャリアアップしていくことは少々難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

専門性を深めていくことも可能

しかし、一般事務であってもそこから専門性を深め、多方面にキャリアアップすることは可能です。

たとえば、簿記の知識を身につけて経理業務まで兼務している人、営業部門で「営業事務」としての役割を任されながら、自ら営業をしている人もいます。

また、監査法人、法律事務所、社労士事務所、貿易会社といった専門色の強い企業に就職した場合には、事務職であっても、より専門性が問われる業務に携わる機会が増えます。

これらの企業では入社時点である程度の専門知識が必要とされることもありますが、未経験でも学ぶ意欲があれば採用されることもあります。

そこで専門性を深めていき、関連する資格を取得して専門職を目指すことができます。

また、同じ企業で働くにしても、総合職になれば企業の経営を担う幹部や管理職に昇進していく道も開けます。

もちろん、そのまま一般事務というポジションのまま、事務のエキスパートとして長年働き続ける人もいます。

このように、一般事務は多様なキャリアパスがあるため、働く前にどのような働き方や、活躍の仕方をしていきたいのかをよく考えてみるとよいでしょう。

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