業務委託のインテリアコーディネーター

「業務委託」の働き方とは

インテリアコーディネーターは、正社員や契約社員として企業から直接雇用される形で働いている人が多いようです。

しかし、なかにはフリーランスとして、案件ごとに「業務委託」の契約を結びながら仕事を引き受けている人もいます。

「業務委託」というのは、仕事内容や金額、納期を確認しながら、お互いの合意が取れたら契約が成立するというスタイルの働き方です。

インテリアコーディネーターの業界で「業務委託」が行われているのには理由があります。

インテリアの仕事というのは継続的に案件があるわけではなく、レストランやショップを新規で出店する時やリフォームが必要になったときに単発で依頼が舞い込むことが多いのです。

企業としてはいつ入るかもわからない案件のために常に正社員を雇用しておくよりは、依頼が入ったときだけ外部から人材を呼んで仕事を任せるほうが、人件費を安く抑えることができます。

こうした事情もあり、業務委託で働くインテリアコーディネーターは珍しくないのです。

「業務委託」のメリットとデメリット

もうひとつ、インテリアコーディネーターの仕事が業務委託に適している理由があります。

この仕事は頭の中でイメージを練ったり机に向かって設計図を描いたりする作業も多いので、製図用の道具、ソフト、資料などが揃っていれば、在宅で仕事をすることが可能なのです。

育児があるので自宅から離れられないという人や自分のペースで仕事をしたいという人にとっては、最低限必要な打ち合わせや下見の際だけ外出して、あとは自宅でコツコツ仕事をすればよいので、業務委託で働くメリットは大きいでしょう。

もちろん、そのぶんデメリットもあります。

企業に雇用されているわけではないので、経費の精算や確定申告などの雑務を誰かに任せることはできませんし、保険や福利厚生という点でも期待はできません。

また、仕事がなくなってしまったとき、身体を壊して働けなくなってしまったときに一気に収入源を失ってしまうという可能性もあります。

業務委託で働くのであればこうしたリスクも考慮したうえで決断することが大切です。