インフラエンジニアになるための学校 (大学学部、専門学校、スクール)

インフラエンジニアになるための学校の種類

インフラエンジニアになりたい人に学歴はあまり関係ありません。

ただし、大手のSIerなどでは新卒入社の場合は大学卒などの学歴を必要とします。

また、高度なITインフラの研究職の場合は、情報系の修士・博士卒が必要な場合もありますので、専門家を目指すなら大学に通っておいたほうがよいでしょう。。

学校は大学や専門学校の他にも、社会人向けの専門スクールなどがありますが、大学や専門学校を卒業してインフラエンジニアを目指す人が多いです。

インフラエンジニアは必要な知識の範囲が広いため、IT初心者が自分で学習するのは難しいです。

各種の学校ではITの知識を体系的に学ぶことができ、実際にIT機器に触れて学べるのが大きなメリットになっています。

インフラエンジニアになるには

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インフラエンジニアになるための大学

インフラエンジニアを目指すなら、大学の工学部で情報系の学科に進学するのが一番です。

大学ではITの基礎を学べるだけでなく、最新の研究の様子も教えてくれたり、学年が上がると自分でも研究を行うことができます。

研究を通し、ITインフラの運用や構築が、システムにどのような影響をもたらすかを実感できるでしょう。

学校に設備の充実度は異なりますが、一般的に専門学校やスクールと比較して機材が豊富にあり、インフラエンジニアを目指したい人にはとてもよい環境です。

学費は国公立か私立かで差が見られ、年間で60~130万円程度のところが多いです。

インフラだけでなく、プログラミングなども学べるため、後々、クラウドでのインフラ設定・運用の効率化などに応用できます。

インフラエンジニアになるための専門学校

インフラエンジニアは専門学校から目指すことも可能です。

専門学校の特徴は、大学と比較して実用的な知識を中心に教えてくれるところです。

大学に比べると専門性や設備では劣りますが、エンジニアの仕事の様子を教えてくれつつ、作業などを経験して学べます。

資格取得や就職のサポートも手厚いため、早く社会に出たい人にぴったりです。

学費は年間で60~150万円ほどですが、学校や専門科目によって変わるためしっかり確認しましょう。

「インフラエンジニア」というコースはほとんどありませんが、ネットワークやサーバーをメインにしているコースや、クラウドを中心にしたコースを選択するとよいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インフラエンジニアになるためのスクール

インフラエンジニアを目指す人の中には、社会人向けの専門スクールに通う人もいます。

多くはすでに他のエンジニア職を経験している人で、キャリアアップを目指してインフラ全般を学んでいます。

スクールはダブルワークなどに対応できるよう、短期間で特定分野を重点的に学べるような仕組みになっているので、苦手分野のフォローに便利です。

費用はやや割高で、3カ月ほどで30~50万円ほどのコースが多いですが、他エンジニア経験がない場合、複数コースを受講しないとインフラエンジニアになるのは難しいでしょう。

最近はクラウド技術者を育てるためのスクールも増えているので、クラウドを中心にスキルを磨きたい人におすすめです。

独学でインフラエンジニアになれる?

独学でもインフラエンジニアになることはできます。

ただし、インフラエンジニアとして仕事を受けたり、採用されたりするには、知識だけでなく現場経験も欠かせません。

また、独学の場合は一足飛びにインフラエンジニアを目指すのは簡単ではないため、ネットワークエンジニアサーバーエンジニアなどを経てから転職するのが一般的です

まずはIT全般を学べる「基本情報技術者」などの資格取得を目指して学習し、「CCNA」や「LinuC」「オラクルマスター」など分野別の民間資格の取得を目指すとよいでしょう。

書籍やインターネットなど教材は豊富にありますが、手を動かすことが大事なので、可能な限りさまざまな機器に触れ、実際にシステムを構築する経験を積みましょう。

インフラエンジニアの学校選びのポイントは?

インフラエンジニアの学校選びでは、実際の機器に触れられる環境を大事にしましょう。

IT知識は座学でも学べますが、実際に何かを作る経験や、機器を触る経験はインフラエンジニアには欠かせません。

今はクラウドが主流になりつつあるため、仮想環境上でインフラを構築するだけの学校も多くなっています。

しかし、サーバーやスイッチ、ケーブルなどの機器に直接触れてこそ、エンジニアの仕事やクラウドの恩恵もよくわかります。

どちらも対応できるのが一番ですが、オンプレミスの構築を学べる環境をより優先的に選ぶようにするべきです。

ただし、触れる機器が豊富にある学校ほど学費も高くなる傾向ですのでよく考えて選びましょう。