イラストレーターの仕事で大切にしたいこと (体験談)

イラストレーター以外のお仕事でも同じですが、やはり「お客様の気持ちを考える」ということです。きれいごとのようですが、やはりそれに尽きます。

ある程度社会経験を積んでいるとわかると思いますが、人のために何かをするというのは、結局自分のためになります。

「情けは人のためならず」ということわざ通りです。人にやさしくするのは、人のためでなく、自分のためです。

たとえば、私は結構仕事が遅れてしまう方なのですが(笑)、仕事を速くこなすと、お客さまのためになるのはもちろん、自分のためにもなるんです。

一件のお仕事をこなしていただくお給料は同じなのですから、集中力を上げて、一気に終わらせた方が自分のためでもあるのです。

ですが、クオリティを保ちつつ速くやるというのは、当然そんな簡単なことではないので、私などはすぐに逃避して、台所にジュースを飲みに行ったりしてしまいます。

一時間、机と台所を往復しているだけだった、ということも結構あります。

人間はそんなに強く生きられるものではありませんが、それでも、出来るだけ人の役に立てるイラストレーター、人間でありたいと思っています。繰り返しになりますが、人のためでなく、自分のためです。

人に喜んでもらえることは、どんな健康法やサプリメントよりも、人間の心身を健康にしてくれるものですし、人に期待してもらえることは、どんな勉強法やハウツー本よりも、人間の潜在能力を高めてくれるものなのです。

熱く生きるとか、やさしく生きるということに対して、一種の気恥ずかしさを覚える人は多いと思いますし、私も誰よりその一人なのですが、長く働けば働くほど、そういう気持ちが重要だと、痛感しています。

まだまだ全然できていないので、もっと精進したいと思います。

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