イラストレーターとしての失敗談(体験談)

執筆者:たか 32歳 男性 経験年数5年

納期が大幅に遅れ、他のイラストレーターさんの起用をお願いする

個人的な話になりますが、一度、ある書籍のためのイラスト600点ほどを任せていただきました。

報酬は20万円と、それまでで一番大きなお仕事で、任せていただけたときはとても喜びました。

しかしながら、自分の能力を超えた仕事内容と量だったため、納期が大幅に遅れてしまい、やむなく、私一人で描くはずだったところを、他のイラストレーターさんも起用していただくことになりました。

その方のおかげで、何とか最後まで行くことができましたが、出版の予定がかなり遅れてしまい、本当にご迷惑をおかけしてしまいました。

初挑戦のお仕事の場合、必ず時間を大量に確保する

「大量の時間を確保しなかった」というのが、私のこの失敗の原因でした。このお仕事にかかる時間を、過小評価していたのです。

「予想外のトラブルが必ず起こる」「追加の要望がどんどん入ってくる」という前提で、このお仕事のための時間をもっと確保するべきでした。

初めて挑戦するジャンルのお仕事だったのですが、とくにそういうときは、普通以上に多めに時間を確保するべき、と今は肝に銘じています。

失敗しても、人生の一大事とは考えない

これに限らず、イラストレーターのキャリアの中で、失敗は数えきれないほどしてきましたが、終わってみれば、とくにどうということもありません。

もちろん、同じ失敗は繰り返してはいけないのですが、失敗したことをずっと暗い気持ちで引きずるより、体験談として笑って人に話して、他の人が自分と同じ失敗をしないための「情報」に変えてしまった方がいいと思います。

万が一、一人のクライアントさんから信頼を失うことをしてしまっても、ネットでのお仕事の発注が盛んな近年では、お仕事はいくらでもあります。

同じ失敗をしないことを肝に銘じさえすれば、失敗しても明るく生きることは悪いことではなく、むしろ、失敗したからこそ、明るく仕事を続けて、フォローしていくべきだと思います。

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