イラストレーターが独立するまでの道のり

独立は2パターン

イラストレーターの独立までの一般的な道のりは、大きく分けて二通りです。

一つは、デザイン事務所などで働いた後に独立するルート。

もう一つは、全然違う仕事をしながら、副業でイラストを描き続け、その後に独立するルートです。

デザイン事務所などで働いた後に独立

前者の場合、一週間の大部分の時間を、仕事としてイラストに使うわけですから、ものすごい勢いで上達します。

仕事なので手を抜くことなど許されませんし、やればやるほど褒められますし、会社が持っている一流の道具やソフトを使うことができます。

ですので、独立に向けての技術を培うという点では、一番いい環境でしょう。

ただし、こうした事務所に所属しても、イラストレーターの給料は基本的に安く、昇給の機会もあまりありません。

とくに、自分が手掛けたイラストの修正などは、自分以外の人にはできないため、納期直前で修正依頼が入ったりしたら、問答無用でサービス残業をせざるを得ません。

もちろん、そういう「つらさ」もありますが、その分一番鍛えられるのも確かです。

まったく違う仕事からの独立

次に後者の「全然違う仕事からの独立」ですが、これは安定した生活を求める人向けの道です。

普通の企業で、安定した給料をもらい、余暇の時間で腕を磨いたり、友人のつてやネットなどで仕事をもらって来て、実績と能力がたまった時点で独立、というルートです。

以前はネットでイラストの仕事をもらうというのが難しかったので、この後者の方は今ほどは多くなかったのですが、最近はネットで多くの仕事が見つかるので、後者の方がどんどん増えています。

今までの日本では、終身雇用や年功序列が当たり前でしたが、「会社に勤めていれば給料が上がり続ける」「いつまでも会社にいられる」というのは、幻想に過ぎなくなっています。

それはイラストの世界でも同じで、独立するにしてもしないにしても、「独立心」は常に持って、生きていく必要があるといえるでしょう。

仕事体験談