アイドルの現状と将来性

史上最高にアイドルが多い「アイドル戦国時代」突入

「AKB48」とその姉妹グループや「モーニング娘。」を始め、グループやチームでの活躍が目立つ現在。

現在、アイドルを名乗る人の数が史上最高に多い「アイドル戦国時代」ともいわれています。

2015年6月6日に開票された「AKB48」の総選挙が総投票数328万7736票と過去最多となったことを見ても、この人気はまだまだ続くと思われます。

男性アイドルに関しては、バラエティ、ドラマ、映画とジャニーズ事務所所属のアイドルを見かけないことはないほどの安定した人気です。

男性女性とも、韓流アイドルも根強い人気を誇り、逆に「JKT48」など活躍の場を海外に移してがんばるアイドルたちもいます。

そんな時代なので、大手芸能事務所も積極的にアイドルグループ作りに積極的に参戦しています。

これまで俳優育成に力を入れていた芸能事務所「スターダストプロモーション」などは「ももいろクローバーZ」を皮切りに「私立恵比寿中学」、「超特急」などを輩出。

モデル事務所としても定評のある「レプロエンタテインメント」も川島海荷さんひきいる「9nine」というアイドルグループを生み出しています。

アイドルの数が一番多い時代、逆を言えば一番アイドルになりやすい時代でもあり、目指す人も年々増えてきているようです。

より身近な存在に、ライブやコンサートでの活躍が増えている

数十年前はアイドルと言えば「あこがれの存在」「雲の上の人」というイメージがありました。

もちろん、今でも特別な存在ではありますが、昔よりはだいぶ身近な存在になってきています。

その流れを作ったのはやはり「AKB48」。

東京・秋葉原に専用劇場を持ち、「会いに行けるアイドル」としてほぼ毎日公演を開催し、そのあと握手会をおこなうなどの活動により、ファンとアイドルとの距離をぐっと縮めました。

そんな「AKB48」の取りくみに合わせ、歌番組も激減している現在、アイドルの主な活躍の場はテレビなどのメディアよりも、ライブやコンサートなどの比重が増えてきています。

多様化してきているとはいえ、やはり歌と踊りはアイドルにとって欠かせないもののひとつです。

この先、生き残るには個性が必要

毎日いたるところで次々と新人アイドルがデビューしている激戦区の今、単に可愛い、美人なだけでは生き残れません。

アイドルにも、代わりのいない個性や才能が必要とされる時代です。

たとえば、「AKB48」の指原莉乃さん。

2015年の総選挙でも一位に返り咲いた彼女は、スタイルや顔の良さはもちろん、明るくて気さくなそのキャラクターで大きな支持を得ています。

彼女は舞台の裏側でも変わらないキャラクターでスタッフにも大変人気があります。さらに、いざ雑誌の取材を受ければ、途切れることのないマシンガントークをくり広げるサービス精神の持ち主。

それが強敵をおさえて一位になる、ファンの心をとらえて離さない彼女の大きな魅力なのです。

いずれは俳優や実業家への転身も

アイドルを目指す人のなかには、将来が心配な人もいるでしょう。

アイドルでいられるのは若いうちだけ、若い新人も次々と入ってくるし、30を超えたあたりからミニスカートの衣装も厳しくなり、仕事も減ってくるのでは?そんな心配をするのももっともです。

たしかに、ライブやグラビアだけでは厳しくなってくるでしょう。

しかし、俳優として活動している元アイドル(小泉今日子さん、SMAP、広末涼子さんなど)や、アイドル時代のカリスマ性を活かしてブランドを立ち上げ活躍しているアイドルはたくさんいます。

現役時代からお芝居のレッスンを受けたり、勉強しておくなど、将来を見据えた自己啓発をしておけば、将来歳をとっても十分食べていける職業なのです。