アイドルの学校生活

仕事と学業の両立ができてこそトップアイドル

まず、学校に通い続けることができるのか?そう、心配する人も多いでしょう。

たしかに昔は高校を中退するアイドルも少なくなかったものです。

とにかく忙しくて、学校に行く余裕もなく、行っても勉強についていけず、アイドルの仕事に集中するためにも高校卒業は諦める例が多かったのです。

2000年代に大ブレイクした『モーニング娘。』の初代メンバーをみても、後藤真希さん、安倍なつみさん、加護亜依さんなどが高校中退となっています。

なお、ストレスで過食症になるメンバーが続出したり、倒れて救急車で病院に搬送されたり、当時の忙しさは相当だったようです。

しかしここ十数年でアイドル界の認識も変わり、最近では学業と両立してこそ「正統派アイドル」とみられることも多く、ほとんどのアイドルが高校まできちんと卒業しています。

本人たちの努力はもちろん、事務所も仕事の入れ方を調整したり、学校側も臨機応変に補習対応をしたりと協力的。

アイドルという夢と、勉強をしたいという向学心、どちらも犠牲にすることなくどちらも頑張れる環境になってきています。

アイドルが通う高校といえば、堀越学園か日出学園

学校側もアイドルの活動に対して柔軟になってきたとはいえ、やはり普通の学校ではなかなか対応が厳しいところもあります。

東京には芸能コースがあることで有名な学校が2校あり、人気アイドルたちの多くはいずれかの高校へ通っています。

アイドルが通う高校と言えば…「堀越学園」

中野区の住宅街にあり、外部は塀と窓格子でガードされ、校門前には監視カメラまで設置されている。登下校時も教員が見張るなど、セキュリティも万全。

芸能(トレイト)コースは1学年1クラスで、芸能活動などで出席日数が減った場合は、土日や夏休みを利用して補習を受けたり、レポート提出で補うなどのサポートをしています。

今やアイドル在籍数ナンバー1?…「日出学園」

目黒区にある日出高校も堀越学園に並ぶ芸能人高校となっています。元々女子高でしたが2005年に共学校に変わり、多数のアイドルを輩出してきています。

登校時間の調整ができるフレックス制を導入したり、それでも厳しければ通信制に切り替えることもできるようになっています。

どちらを選ぶかは本人次第です。

大学まで進学する高学歴アイドルも多々

「アイドル=勉強」は苦手という時代は終わり、むしろトップアイドルこそ頭が良く高学歴な人が増えている昨今、高校卒業後、大学に進学するアイドルも増えています。

最近ですと、いまやジャニーズ事務所でもトップの人気を誇る『嵐』のメンバー・櫻井翔さんは慶應義塾大学の経済学部を卒業。

櫻井さんは高校時代から試験前は仕事を休むという徹底ぷりで、大学もストレートに卒業。

ニュースキャスターとしても定評のある才児っぷりです。

ほかにも、上智大学の国際教養学部に進学した『Hey! Say! JUMP』の岡本圭人さんなど、びっくりするほど高学歴な男性アイドルが増えています。

もちろん女性アイドルも負けていません。

90年代“国民的アイドル”と呼ばれた全盛期に早稲田大学(中退)に入学した広末涼子さんを始め、明治大学を卒業した井上真央さん、慶應大学に進学した人気アイドルグループ『℃-ute』の鈴木愛理さんなど、高学歴のアイドルは多くいます。

みんな、学内では普通の大学生として、友人とキャンパスライフを楽しんでいるよう。

高校よりは授業数が少ないとはいえ、やはり仕事と学業の両立はハード。

撮影の待ち時間に勉強したりと、卒業までは強い信念と努力が必要なのです。