放送作家の訓練

メモをとること

「放送作家になりたいな」と漠然とながら考えている方々もたくさんいると思います。ここでは、そんな方々でも今すぐできる放送作家としての訓練を紹介します。

まずは、取り敢えずメモをとることです。どんなことでも構いません。ふと思いついたテレビの企画案や、道を歩いている時に見かけた人物のことでも構いません。

発想の種となるネタは、思いついたらどんどんメモをしましょう。

考える習慣をつける

土壇場の発想力は、日頃の積み重ねがあってこそ生み出す事ができるのです。何気ない事や取るに足らないことは、斬新な企画の発端となり大きな提案へと繋がる可能性を持っています。

ここぞという時、たとえば、番組ディレクターから「番組の新コーナーを急遽作らなければならない。アイデアをくれないか?」と頼まれたとしましょう。

突然の状況に対応できるのは、日頃おもしろい事ばかりを考えている人物です。

放送作家とは、ディレクターやプロデューサーからアイデアやアドバイスを求められる存在です。彼らの要望に応えられなければなりません。そのためには、日常から常に考え事をしておく必要があります。

テレビやラジオを試聴する

次に挙げられるのは、テレビやラジオをきちんと視聴しておくことです。

皆さんもご存知の通り、放送作家の職場はテレビやラジオです。今、どんな芸能人が人気なのか、視聴率はあまり高くはないが良い番組が放送されていた、などテレビやラジオの現状を把握していなければ、良い企画は生み出せません。

たとえ自身で良い企画を思いついたとしても、それが既に放送されている企画ならば、「勉強不足」や「企画をパクっている」などと非難を受けます。

それでは、仕事のオファーも来るわけがありません。

楽しみながらテレビやラジオを見たり聞いたりするのでも構いませんが、あくまでも仕事のために視聴しているということを気に留めておくべきでしょう。

もちろん、メモを取りながら見ることをおすすめします。

魅力を見つける訓練

最後に挙げられる訓練は、あらゆる物、人物の魅力を見つけることです。

街を歩いていて目に入った物でも、友人でも、あるいは、嫌いな人物でも構いません。その魅力を発見する訓練をしてみましょう。

放送作家とは、「魅力」を紹介することがその仕事の大半を締める職業です。

番組出演者をどのように紹介したら、おもしろく映るか?視聴者の興味を引くことができるのか?その方法を見つけることが仕事の本質と言っても良いでしょう。

そのためには、まずいろんな物事の魅力を見つける必要があります。作家業は、そこからすべてが始まると言っても過言ではありません。

今、あなたが目についた物で構いません。その魅力を紹介する5分番組を作るつもりで、考えてみて下さい。

魅力を見つけようとすると、語源・歴史・価格・機能性など掘り下げればいくらでもテーマが出てくるはずです。色々調べなければいけないこともあるでしょう。

その物についての知識を深めてやっと、良い企画が生み出せるのです。日常的にこの訓練をしていると、考える体力がつくでしょう。