放送作家の就職先、活躍の場

24時間どこでも活躍できる

現在活躍している放送作家のみなさんは、どんな場所で活躍しているのでしょうか。テレビ番組の場合、制作会社やテレビ局が主な職場です。

制作会社・テレビ局では、企画会議・プレビューなどが行われています。プロデューサーやディレクター陣と共に、番組企画を考えます。

たとえば、クイズ番組ならば、どんな切り口で番組を展開するか?など番組の大枠から、クイズ1問1問まで考えることもあります。

企画会議で決まったものを台本に仕上げるのも放送作家の仕事です。番組の展開・ナレーションなど台本で表現できることはすべて書き上げます。

この作業は、人によってそれぞれですが、自宅で行なったり、事務所で行なったりします。喫茶店で台本を書くという人もいらっしゃいます。

つまり、作家が活躍する場は、テレビ局や制作会社だけではなく、パソコンがあれば、それこそ24時間どこにでもなりうるのです。それだけ、多忙を極める仕事だということです。

縁の下の力持ち

また、番組を作り上げる際に放送作家はブレーンとして活躍します。

書き上げられた台本で、収録が終わり、ディレクターが編集に入った段階で、当初の台本の予定通りに編集ができないという状況に陥るときがあります。

そんなときに、ディレクターの相談役になるのが放送作家です。行き詰まったときに新しいアイデアを提案し、煮詰まった編集作業に風穴を開けるのも重要な仕事です。

最近では、テレビ番組はパソコンでの編集が当たり前になってきています。長時間に及ぶ編集作業で、客観的に番組内容を捉えられなくなったディレクターに、放送作家は一歩引いた立場から意見を言うこともあります。

このように、放送作家はテレビ番組にとって、文字通り縁の下の力持ち的な活躍を見せるのです。

放送作家の就職先

では、具体的に放送作家の就職先はどこになるのでしょうか。

これも、作家の方々によってさまざまですが、放送作家が所属する事務所に就職したり、放送作家養成スクールに入り、そこで「放送作家としてのいろは」を学び、才能がある人物はプロの作家業をスタートさせる人もいます。

あるいは、芸人のブレーンになり、(座付き作家などと呼ばれます)その芸人が出演するテレビやラジオの放送作家を担当するということもあります。

この場合は、個人事務所を設立したり、芸人と同じ芸能事務所に所属する人もいます。また、芸人と両立して放送作家業をやる方や、元芸人の方もいらっしゃいます。

つまり、この仕事は限りなく自由業に近いと言えるでしょう。いわゆる「9時〜5時」の会社に就職するというイメージではありません。