放送作家の一日

とにかく多忙な放送作家

テレビやラジオの放送作家はどんな一日を過ごすのでしょうか。人気放送作家の場合、それは一言で表すと「多忙」です。

朝9時からテレビ局で番組の打ち合わせ。このために、事前に企画書や仮台本などを作っておかなければなりません。打ち合わせが終わったら、別番組の台本作成のためにロケハンへ。

そして、夕方からまた別の打ち合わせが入り、夜からスタジオでの番組収録に見学に行き、深夜にはラジオの生放送へ向かいます。

打ち合わせ・ロケハン・収録・生放送の合間に、番組制作のための資料読みや台本書きをこなさねばなりません。

このように一日中、予定が詰まっているのが人気作家です。この他にも、雑誌のインタビューや、テレビ雑誌などへの連載等を持っている場合は、さらに忙しくなります。

すべては勉強から始まる

テレビ局やラジオ局に出入りし、芸能人とともに仕事をする放送作家は非常に華やかな職業に見えます。

しかしながら、その本質的な仕事の中身は、番組の内容をすべて理解し、台本に起こすことです。

ですので、たとえば、情報番組で「カレー」を紹介するならば、カレーについての知識を勉強し、カレーについて誰に何を聞かれても答えられるようになるまでにならなければなりません。

そこからやっと台本書きがスタートすると言っても過言ではなりません。

つまり、打ち合わせも台本書きもスタジオ収録もすべてはその勉強にかかっているのです。

ただでさえ多忙な一日の中で、勉強をする時間をきちんととれるかどうかが大切という事です。

一日中仕事ができる

このような勉強が必要なのは、なぜなのでしょうか。それは、放送作家は番組制作スタッフのブレーンにならなければならないからです。

企画立案や番組編集など番組を制作する過程で、どうしても煮詰まってしまう事があります。

その時に、アイデアを出したり、過去の番組を例に出すことで、煮詰まった状況を打破する必要があるのです。そのためには、圧倒的な知識量を持っていなければなりません。

好奇心旺盛で、常に色んなことにアンテナを張っていることが、放送作家には求められ、さまざまなジャンルに興味を持つことが大事なのです。

その点で言うと、寝ている時以外はずっと仕事をしていると言えるでしょう。

ある放送作家の1日

09:00 テレビ局にて、担当番組の企画会議
12:00 収録番組のスタジオ見学
13:00 制作会社にて、担当番組の次回オンエア試写
16:00 空き時間に、図書館にて試写後のナレーション原稿改訂
17:00 テレビ局にて、担当新番組の企画会議
21:00 空き時間に、喫茶店にて資料読み、及び、明日の企画会議用企画書作成
23:00 ラジオ局入り。番組生放送までにリスナーからのハガキ選び
25:00 担当ラジオ番組、生放送スタート
27:00 担当ラジオ番組、生放送終了。その後、HPの放送後記更新。
    今後の番組内容を出演者と打ち合わせ。
28:30 帰宅後、明日の企画会議用企画書仕上げ
29:30 オンエアチェック〜就寝
32:00 起床