法務教官の1日

少年院の法務教官の1日(日勤の場合)

少年院の場合、通常勤務と夜勤(宿直勤務)の場合があります。まず、通常勤務の場合は朝8時頃に出社します。少年院に隣接した宿舎から出勤する場合もありますし、自分で家を借りて住む場合もあります。

少年院には少年が生活している寮があり、自分の受け持ちの寮がそれぞれの法務教官に割り当てられています。

24時間体制で保安に当たっていますので、出勤して朝礼を済ませたのち、自分の受け持ちの寮で夜勤の担当者から前日の様子の引き継ぎを行います。

そして、9時頃から少年たちの授業が始まります。通常の学校とほぼ同じで、朝礼・午前授業・昼食・午後授業・夕食・終礼、という流れとなっています。

授業では、社会復帰を目指した職業訓練のほか、犯罪について反省を促すプログラムや、体育なども実施されます。規律正しい生活と合わせて、健康な体づくりを目指します。

少年たちの終礼が終わった後は、採点などの事務作業で残業する場合も多いようです。

少年院の法務教官の1日(夜勤の場合)

少年院では寮で少年たちが集団生活をしており、起床時間・消灯時間も決まっていますが、寮内や周辺に不審者や不審物がないか・危険物を持ち込んでいないか・少年同士のトラブルはないか、など24時間体制で保安に当たる必要があります。

日勤から宿直へひきつづき勤務する場合は、通常の業務を終えたあと、寮に戻って少年らの観護に当たります。消灯時間までの時間で少年に日誌を書かせたりするかたわら、自らも少年たちの観察記録をつけるなど、業務は続きます。

消灯後は仮眠をとりつつ定期的に巡回をし、日勤の職員へ申し送りをします。

少年鑑別所の法務教官の1日

少年鑑別所の勤務も、基本的には少年院の場合とほぼ同じ流れになります。各法務教官担当の寮と少年を受け持ちます。

鑑別所の場合は少年院と異なり、更生に向けての指導というよりは、少年の資質の見極めが主な目的ですので、授業の代わりに少年に課題を与え、それをやる様子を観察して資料を作成することになります。

ある法務教官の1日〜少年院で日勤の場合

たとえば、少年院で日勤務の場合は、おおむね以下のようなスケジュールとなります。宿直の場合や入所者・退所者が多い場合は残業が増えるなど、一定の幅があります。

08:30 職員の朝礼。
08:50 担当の少年寮で夜勤職員から引き継ぎ
09:00 少年院での朝礼
09:30 午前授業
12:00 昼食
13:00 午後授業
16:30 少年らの夕食の世話
17:30 宿直担当者への引き継ぎ・採点などの事務作業
18:30 退社