法務教官になるための学歴・大学・学部

心理学が学べる学部・学科

法務教官は、少年院や少年鑑別所に収容された少年を社会へ再び送り出すための仕事をしています。「社会へ再び送り出す」と一言で言っても、実際の具体的な仕事内容や求められるスキルはさまざまです。

まず、少年の心とじっくり向き合うことが求められる点では、心理学の素養が求められているといってよいでしょう。

法務教官は心理系の国家公務員の1つであり、心理学に深く精通していることは、自分の強みとして仕事に大いに活かすことができるでしょう。

特に、子どもの頃からの発達心理や犯罪心理などを学べる学部・学科のある大学や専門学校であれば、必要な知識や素養を身につけることができるはずです。

教育学が学べる学部・学科

法務教官は他の心理系の公務員とは異なり、授業を実施したり採点業務を行ったりといった、教員のような業務も行います。実際に少年たちに教えることも多く、その意味では教育学を学べる進路を選ぶことも重要です。

教育学部以外の進路でも、教員免許取得のために教育実習に参加したり、あるいは家庭教師や塾講師のアルバイトなどを経験しておくと、戸惑うことなく仕事に臨むことができるかもしれません。

社会学が学べる学部・学科

少年たちが非行に走る背景には、個人的な原因・家庭環境や学校の原因のほか、社会の原因もあります。そういった背景をじっくり学ぶことで、少年たちをより理解することができますので、社会学を学ぶことも有効です。

法律が学べる学部・学科

少年たちは、刑法をはじめとする刑罰法規に違反して少年院などに送られます。

どういった罪を犯した場合にどのような手続に沿って処遇されるのか、一連の手続を学んでおくことは重要ですので、これらの刑事手続などを学ぶことのできる法律系の学部・学科で勉強するのも良いでしょう。