法務のやりがい、魅力

縁の下の力持ち

法務というのは、新商品を生み出したり斬新な広告を創りだしたりすることで世間の注目を浴びることができる仕事ではありませんし、営業マンのように数字で成果を確かめることができる仕事でもありません。

毎日たくさんの書類や参考資料と格闘しながら企業の経営活動が円滑に行えるように土台を整えるのが使命であり、いうなれば「縁の下の力持ち」のような存在です。

そんな法務のスタッフにとって最も嬉しい瞬間となるのは、自分の携わった仕事が組織の大きな利益につながった瞬間でしょう。

たとえば、一言一句を精査しながら苦労して作り上げた契約書ができあがったときや、充実した内容の社内コンプライアンスの研修を作り上げたとき。

また、消費者とのトラブルを速やかに解決できたときなどに、大きなやりがいを感じることができるそうです。

ときには同僚から「いつもありがとう」「助かったよ」という感謝の言葉をかけてもらえることもあり、いつもコツコツと地道に努力している法務のスタッフにとって嬉しい瞬間となります。

専門知識を駆使して戦う

法務の仕事は、自社の商品や事業内容はもちろんのこと、法律に関する専門的な知識がなければできないものばかりです。

商品はぞくぞくと新しいものが発売されますし、法律というのは時代の流れとともに少しずつ変わっていくものです。

国際的なやり取りの際には、国によって常識やルールが違うこともあります。

学ばなければいけないことが多いという苦労がある一方で、サラリーマンでありながら専門職のような誇りや面白味を感じながら一生かけてプロフェッショナルとして成長していくことができるという魅力があります。

さらに、専門性が高いぶん転職の際に有利に働くこともあります。

法務経験者のなかには、複数の組織を渡り歩きながら自分の知識やスキルを磨く人もいるので、たくさんの経験を積みながら職業を極めてみたい人にとっては挑戦しがいのある職業といってよいでしょう。

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