ホテルスタッフの面接

ホテルスタッフは人と接する仕事であるため「人物重視」の傾向が強く、採用試験では、ほぼ確実に面接が行われています。

ではいったい、面接ではどのような質問をされるのでしょうか?

志望動機、ホテルスタッフとなって目指すこと

まず志望動機に関しては、100%聞かれると考えておいて良いでしょう。またそれだけではなく、「ホテルスタッフになったらどんなことがしたいのか?」ということもよく聞かれる質問です。

将来的にはホテル経営に関わりたいのか、はたまた現場のプロフェッショナルとなりたいのか。この答えに正解・不正解はありませんので、自分なりの明確な目標を持っておきましょう。

「総支配人になりたい」など、目標は大きくても問題ありません。それだけ意欲があるとプラスに受け取ってもらえるものですので、自信をもってやりたいことを伝えるのが大切です。

学生時代のこと

勉強やサークル活動、留学、趣味など、学生時代にどんなことをしてきたのかについても、よく聞かれます。面接官は、その人の個性や人間性を判断したいと思っていますので、「自分らしさ」がよくアピールできるような答えを考えておくのが良いでしょう。

ただ経験したことだけでなく、「そこから何を考えたのか?」「何が自分にとって良かったのか?」など、具体例を交えて話すと説得力が高まります。

長所・短所

自分自身のことを客観的に分析できているかを判断するための質問です。また、ホテルスタッフの適性があるかどうかも判断されます。長所や短所は誰にでも両方あるものですが、言い方を工夫することは大切です。

たとえば、「人見知りをしてしまう」のを短所としてそのまま話してしまうと、面接官は「ちゃんとお客さまと話せるのかな」と不安になるでしょう。でも、「短所は少し控えめなところです。ですが、人のために陰で必死に動くことが好きです」と話せば、与える印象は変わってくるはずです。

長所や短所に関しては、面接の前に第三者にチェックしてもらうのがベターです。

「このホテルを選んだ理由」も明確に

「人と接することが好き」といった志望動機は、「なぜホテルスタッフになりたいのか?」「なぜホテル業界なのか?」という質問に対する答えにはなりますが、もう一点注意しておきたいのが、「このホテルを選んだ理由は?」という質問をされる可能性があるかもしれないことです。

ホテルスタッフを目指す人は、複数のホテルを受けることが多いでしょう。しかし、ホテルによって“コンセプト”や“ターゲット(中心的に来てもらいたいお客さまの層)”などが違いますし、サービス面でも力を入れている部分が異なります。

たとえば、地方のビジネスホテルで「英語力を活かして外国人のお客さまとコミュニケーションをとりたい」と話しても、「うちには外国の方はまったく来ませんよ」と言われてしまう可能性もあります。

ホテルの種類、立地条件、グレードなどを調べ、そのうえで各ホテルに適した志望動機を言えるようにすることも大切です。