ホテルコンシェルジュの仕事内容

お客さまのあらゆるリクエストに応える

ホテルコンシェルジュは、ホテルにおいて、お客さまのあらゆるリクエストを聞き、その内容にお応えする接客のプロフェッショナルです。

お客さまからのリクエスト内容は多岐にわたります。「ホテル内について案内してほしい」というものをはじめ、「オススメのフレンチの店を教えて」「観光名所の情報がほしい」あるいは「具合が悪いので薬がほしい」「航空券の手配をしてほしい」といったことにもよく対応します。

同じような内容のリクエストであっても、お客さまの考え方や好みは一人ひとり異なるため、マニュアル通りにはいきません。

ときには、すぐに叶えるのが難しい要望を投げかけられることもありますし、不可能だと思えるような無理難題をいわれてしまうこともあります。

しかし、どのような場合でも「No」といってはいけません。もし実現できないリクエストの場合には、代替案をご提案するなど、常に最善を尽くすことがホテルコンシェルジュには求められます。

頭をフル回転させて、手と足を使って、お客さまのために、少しでも早く、喜んでいただける結果を出す。決して簡単な仕事ではありませんが、自分の行動で「ありがとう」とお客さまに笑顔になっていただけたときにはこの上ない喜びを味わえます。

ホテルコンシェルジュに求められるもの

ホテルコンシェルジュは、ホテルの仕事のなかでも、とりわけ専門的なスキルと豊富な知識が求められます。

お客さまの多種多様なリクエストにきちんと応えていくには、並大抵の知識では太刀打ちできません。ホテルの館内全体についてよく理解しておくほか、日ごろからホテル周辺の観光情報を集めたり、人気の飲食店について調べたりと、アンテナを張って積極的に情報収集をしていくことが不可欠です。

また、お客さまは外国人の方もいらっしゃるため、きちんと会話が成り立つだけの語学力や、世界に通用するマナーも必要となります。

ホテルコンシェルジュはこうした難しい仕事であることから、多くの人は、ホテルに就職するとまず一般のスタッフとして多様な仕事を経験したうえで、少しずつ実力を身につけて、この仕事に就いています。