ホームヘルパー(介護職員初任者研修)は通信講座で取れる?

通信講座だけでは取得できない

最近、人気が高まっているホームヘルパーの資格。

その入門的な位置づけであり、ホームヘルパーになろうとする人がまず取得を目指したいのが「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」です。

しかし、資格取得のためには勉強が必要です。

仕事をしながら、あるいは家庭と両立させながら介護の知識や技術を身につけるために、できれば簡単に、通信講座で資格を取得したいと思っている人も多いかもしれません。

ただ、介護職員初任者研修のカリキュラムは「実技技能」の習得が必要であるため、通信講座のみでは修了することができません。

介護職員初任者研修を取得するには、各都道府県が指定した養成機関(訪問介護事業所、自治体、専門学校など)に通う必要があります。

通信講座と通学を組み合わせて学ぶことは可能

学校に通う必要があるといっても、「通信講座」と「通学」を組み合わせて学ぶことは可能です。

その場合、「講義」のカリキュラムは通信講座を利用して、DVDやテキストを利用しながら自宅学習で勉強します。

それに加えて、車いすの介助、体位変換、入浴介助の技術などを身につける「実技」のカリキュラムについては、スクーリング(通学)で学ぶことによって、介護職員初任者研修を終えることができます。

介護職員初任者研修の全130時間のカリキュラムのうち、通信講座で学べるのは最大でも40.5時間分となっており、残りの89.5時間分はスクーリングで学ぶ必要があります。

スクーリング期間は15日~16日程度となっており、ある程度まとまった日数を通う必要があります。

ただし、週末や夜間の時間帯に開校している学校もあるため、仕事をしながらでも通うことは不可能ではないでしょう。

もちろん、講義も実技もすべて通学制の学校で学ぶことも可能です。

通信講座を併用するよりも、通学だけで終えるほうが早く資格を取得することができます。

通信講座にかかる費用

介護職員初任者研修は、たくさんの民間企業がスクールを開校しており、どのスクールを選ぶかによってかかる費用がだいぶ異なります。

6万円~10万円程度のところが多いようですが、時期によってはキャンペーンやキャッシュバック制度などを展開しており、これよりも安く受講できることもあるようです。

「できるだけ安いところがいい」と思うかもしれませんんが、スクールによってカリキュラム日程が異なったり、スクーリングに参加できなかったりする際の振替授業の融通が利くかどうかといった点が異なります。

価格だけではなく、講座内容の詳細を比較し、通いやすい場所にあるか、サポート体制が充実しているかといった点まで考慮して探したほうがよいでしょう。

ただし、どのスクールを選んだとしても、きちんと「介護職員初任者研修」と打ち出されていれば、資格取得のためのカリキュラムになっているので安心して受講することができます。

通信講座のメリット・デメリット

通信講座を組み合わせるメリットは、すべてスクーリングで学ぶよりも、自分の時間が作りやすい点だといえるでしょう。

とくに「働きながら学びたい」「他にもやらなければならないことがある」など、なかなかスケジュールの調整が難しい人にとっては都合がよいでしょう。

自分のペースで学びやすいところは、通信講座ならではのメリットです。

一方、デメリットになりうるのは、強い意志を持っていなければ途中で勉強に飽きてしまったり、ついつい勉強を後回しにしてしまったりしがちという点です。

また、わからないことが出たときに、スクーリングに比べるとその場で先生に質問をするということがしにくいため、勉強がはかどらない可能性もあります。

こうしたメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分はどのような学び方をしたいのか考えてみましょう。

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