ホームヘルパーになるために勉強すること

ホームヘルパーの入門的な資格である「介護職員初任者研修」は、大きく「座学」と「実習」の2種類で構成されています。

どちらも在宅介護を行ううえでは不可欠な勉強であり、この資格試験に向けて用意されているカリキュラムが、まさにホームヘルパーになるために最低限きちんと学んでおくべき内容だといえます。

ここでは、ホームヘルパーとして働くために必要な勉強について紹介していきます。

知識の習得

ホームヘルパーとして働くには、まず「介護」というものについて知っておくことが大切です。

介護保険制度や、社会のなかでの介護職の役割、介護に関する身体のしくみ、介護と医療との関わりなど、介護にまつわる基礎的な知識を勉強します。

また、介護を必要とする人や、その家族とのコミュニケーションの取り方、高齢者や障害がある人の人権や尊厳についても学びます。

現代の日本において介護がなぜ必要なのか、ホームヘルパーがどのような役目を果たしていくべきかといったことを勉強し、知ることで、実際に働くための土台を作っていきます。

なお、介護職員初任者研修では、かつての「ホームヘルパー2級」のカリキュラムとの変更点として「認知症の理解」や「障害の理解」が追加されています。

介護技術の習得

ホームヘルパーとして働くには、座学での勉強のほか、実習形式で覚えた技術を実践していくことも重要です。

実習では、食事・入浴・起き上がり・移動など、要介護者に対する基本的な介護技術を習得していきます。

学校やスクールでは、生徒同士が介助する側、介助される側の役になって実技を行うことが多くなっています。

言葉で聞くと簡単なように思えても、たとえば車いすから立位してベッドまで移動をする介助ひとつとっても、慣れないうちはどのように動けばわからず、苦労する人がほとんどのようです。

身体に大きな負担をかけずにスムーズに介助するための技術を身につけることで、体力に自信がない人でも安心して働けるようになるでしょう。

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