回答者:HIROさん(女性/34歳)

職業名:保健師 / 現在の状態:現役 / 経験年数:12年

仕事内容
市内にある企業の医務室で産業保健として働いています。 主な仕事は、就業時間中の従業員の怪我や体調不良に対する処置、対応をしています。 学校の保健室を想像してもらうとわかりやすいと思います。 その他、年に1回の全職員健康診断の結果をまとめ、職員の健康状態の把握、指導を行い、医療機関受診の必要がある場合は、その橋渡しをします。 また健康や仕事に対する悩みの相談にものり、職員の身体的、精神的健康の維持増進を図ることが仕事です。
仕事のやりがい
産業保健師は、企業内というとても狭い世界で仕事をしています。 ですから、時に「井の中の蛙」のような気分になる時がありますが、対象が決まっている分、健康維持のための計画が立てやすく、その結果も目に見えてわかりモチベーションになります。 また、私の勤める企業は製造業なのですが、製造に一切係わらない保健師は、少し浮いた感じもあるのですが、医務室の利用を通して、職員の中に徐々に顔見知りができてくると、自分もこの会社の一員なんだという気がしてきて嬉しいです。
覚悟しておいた方がいいこと
産業保健師は、企業の恩恵を受けることが多いので人気だと聞いていますが、閉鎖的な職場です。保健師の数は数名のところが多く、子供がいても働けるので辞める人も少ないので、就職するのは運とタイミングだとも言われています。ですから、産業保健になりたい人は、常にアンテナを張って情報を集めたほうがいいです。 そして、一度勤めたら、看護師のように「転職」が簡単な仕事ではないことも覚えておいてください。
給料・待遇
給料は、24万円ほどです。 保健師ですが、企業の従業員になるので、福利厚生を全て利用できるのでちょっと得した気分です。
この職業を目指す人へのメッセージ
産業保健師は、看護師や行政保健師では見ることができない企業の内部を知ることができるおもしろい仕事です。 勤務条件も悪くないので人気だと聞きますが、少ない人数で大勢の従業員の健康管理を行なうと共に、怪我の手当てなど看護技術も必要になってくるので、看護師として臨床経験がある方が有利です。 新卒の保健師で産業看護師を目指している人は、まずは看護師の経験を積みましょう。

仕事体験談