保健師から養護教諭になるには

保健師の主な仕事のひとつに、学校保健師の仕事があります。これは、学校に通う生徒、及び教職員の健康管理を行う仕事です。

子どもたちに、「保健」に対する知識を普及させる、保健師としてとても役割の大きい仕事ですが学校保健法により、保健師の資格だけで「学校保健師」として働けるのは、大学、及び専門学校の保健室のみとなっています。

それ以外、つまり、小・中・高等学校においては、「養護教諭」の資格を有していないと学校保健師として働くことはできません。

これは、学校における保健師の仕事の中に、健康教育や性教育のように、子どもたちに「教育」する機会が多いからです。

養護教諭になるには、いくつかの方法があります。

養護教諭1種免許を取得するには

1.養護教諭養成課程のある4年生の大学で学ぶ
2.看護師の免許取得後、養護教諭養成施設で半年以上学ぶ
3.保健師の免許取得後、養護教諭養成施設に半年以上学ぶ
4.養護教諭2種免許取得後、一定の経験を積み、その後、養護教諭養成課程のうち所定の20単位以上を取得し、教員職員検定に合格すること

養護教諭2種免許を取得するには

1.養護教諭養成過程のある短大、または養成施設で学ぶ。
2.保健師の免許を有し、教育職員免許法で定められた単位を修得する。
3.臨時免許証を取得した後、一定の経験を積み、所定の教育を受ける。

なお、1種免許と、2種免許の違いは、教育課程の違いであり、実際の業務においては、1種、2種で違いはありません。ただ、基本給や、その後の昇給、昇格に差が出てくる場合もあります。

このように、養護教諭になるには、さまざまな方法があります。

養護教諭の仕事

養護教諭養成課程のある大学を卒業すれば、看護師や保健師の免許がなくても養護教諭になることはできます。

養護教諭に大切なことは、児童・生徒に保健に関する正しい知識を普及させることや、学校生活において、身体面、精神面において悩みを持つ子どものより相談相手、理解者であることです。

しかしながら、実際には、怪我をしたり、体調不良を訴える子どものケアという「看護面」の仕事も多くあります。

医療知識の豊富な、看護師、保健師の資格を有する養護教諭は、即戦力となり、子どもや教職員の健康を守る頼れる存在であるといえるでしょう。

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