公務員として働く保健師

行政保健師として活躍

保健師は、活躍する領域から大きく「行政保健師」「学校保健師」「産業保健師」の3種類に分けることができますが、このうち最も代表的とされるのが、保健センターや保健所など地方の自治体で働く行政保健師、つまり「公務員」としての保健師でしょう。

これは、保健師を目指す人が通う学校で学ぶカリキュラムに、公衆衛生看護学として地域での保健活動や、看護活動の科目が多いのを見てもわかります。

保健師の役割は、「人々の健康を守ること」であり、その窓口として、地域住民と広く関わることができる「自治体」での勤務が多いのは当然かもしれません。

保健師の就職先の半数以上が公務員となるため、「保健師=公務員」というイメージもよく持たれます。

公務員として働くメリット

公務員として働く最大のメリットは、やはり「安定」が得られることです。

給与に関しては、一般企業と比べると決して高くないといわれますが、保健師の場合は資格手当のほか、公務員としての諸手当も期待できます。

また、保健所に勤務した場合は夜勤もなく、残業や休日出勤も多くありません。働きやすい環境が整っており、プライベートの時間をしっかりと確保することができるでしょう。

公務員は就職の倍率も高くなりがち

行政機関における保健師としての仕事は、資格を生かして一生仕事ができる理想的な条件が揃っているため人気も高く、就職は狭き門といえるかもしれません。

また、公務員として働くため、保健師の資格の他に各自治体の「公務員試験」にも受からなくてはいけません。計画的な勉強をし、合格を目指していく努力が欠かせません。

なお、保健師の公務員以外の就職先としては、産業保健師として企業に勤めたり、養護教諭として学校保健師に勤めたり、場合によっては病院に勤めることもできます。

また、近年は高齢化社会がますます進み、これから介護施設での活躍が増えてくると予想されています。

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