男性の保健師

男性の保健師はどれくらいいる?

かつての日本では、保健師は女性の仕事として成り立っていた歴史があるため、その名残で男性保健師の人数はまだまだ少ないのが実情です。

2010年末時点の厚生労働省のデータによれば、保健師の総数が4万5028人であるうち、男性の数はわずか582人となっています。

これは、割合にすると約1.3%であり、やはり男性保健師の数はとても少ないことがわかります。

しかしながら、年を追うごとに男性保健師の数は増えつつあり、最近ではさまざまな場所で男性保健師を見かけることも増えてきました。

以前は保健師と同様に「女性の仕事」と認知されていた看護師の世界でも、今では男性看護師の姿が一般的なものになってきています。それと同様、今後は保健師についても、決して男性が就くのが珍しい職業ではなくなっていくでしょう。

男性が活躍できる場面も多い

医学の知識を持ち、地域住民や企業で働く人、子どもやお年寄りなどの健康サポートをする保健師の仕事は、そもそも男女関係なくできるものです。

保健師は、老若男女さまざまな世代や年代の人と接しますし、対象者の個性や価値観、生活習慣なども一人ひとり異なります。

そのなかには「優しい女性保健師にアドバイスしてほしい」という人もいれば、「男性保健師のほうが頼りがいがある」と感じる人もいます。

しかし、女性であろうと男性であろうと、目の前の対象者に誠実に向き合ってしっかりと仕事をすることが大切です。

なお、ときには対象者から「同性同士のほうが安心して話せる」という声も挙がっており、これまで女性保健師ばかりであった職場で、積極的に男性を採用しようとしている動きも強くなりつつあります。

保健師が働く現場では、基本的に男女で仕事内容を区別されるようなことはありませんから、これから保健師を目指そうという男性も自信を持ってこの世界に飛び込み、活躍してほしいものです。

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