編集者は育児をしながら働ける?

そのときの地位が影響する

女性で編集者を目指している人ならば、結婚後や育児中も働けるのかどうかは心配になるものでしょう。

現実には、結婚しても家事と仕事をこなしている女性編集者は多数います。

しかしながら、編集者という業務柄そう簡単にいかないのもまた事実です。

結婚しても編集者として働けるかどうかは、そのときの地位と、会社の業務スタイルや体制などによるといえるでしょう。

まず地位ですが、一番下っ端はそもそもプライベートとの両立は困難です。

自分が子どものため、家事のために早く帰りたいときでも、仕事を誰かに頼む人がいないということが挙げられます。

まさかアルバイトに編集を頼むわけにもいきませんし、誰かに頼ってばかりでは、いずれ周囲の人間関係を悪化させる火種となります。

少し昇格してデスククラスになった場合は両端となります。

優秀なデスクは部下よりも忙しくしていますし、逆にできの悪いデスクは暇にして机に足を投げている状態です。

どちらをとるかによるのですが、働きたいという意欲があるのならば、当然前者になりたいところ。しかし、前者になれば家庭との両立は難しくなる。

あちら立てればこちらが立たず状態になりがちです。

大きな編集部はとくに忙しい

会社の業務スタイルとは、書籍の企画が持ち上がったら、それを自分たちで作り上げるか、編集プロダクションと共同で作り上げるか、もしくは編集プロダクションに丸投げするかとなります。

上記は出版社を例にとったもので、もし編集プロダクションの立場であれば、自分たちで作り上げるか、外部ライターと共同で作り上げるか、もしくは外部ライターに丸投げするかとなります。

これは会社の業務方針、もしくはデスク、編集長のやりかたに依存しますので、ここで一概にはいえません。

体制という点については、こちらは編集部の人数が多ければ多いほど忙しくなります。

一人当たりの負担が減るのではと思いきや、大きな出版社、編集プロダクションは年間に何十冊と書籍を作ります。

なかには全国的に売れている書籍もあり、当然多忙を極めます。

パートナーの理解を得る必要がある

雑誌、小説などのジャンルによっても忙しさは変わりますが、結局、結婚後や育児中も働けるかどうかというのは、自分がバリバリの編集者になりたいのか、一般的な編集者になりたいのかによって変わります。

いずれの場合でも、最も大事なのは夫に理解を得ることです。

勤務先によっては、産休や育休などの支援制度が整っていますが、なかなか現実的には取得が難しく、結婚や出産後を機に仕事を辞めるという人もいます。

編集者は仕事柄、締切が迫り多忙となる月末月初は終電や泊まりは当たりまえにもなります。

そのことを夫とよく話し合って、家事や育児をどう分担するのかを決めるのが最善です。

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