販売促進の仕事、業務内容

販売を促進する役割

販売促進の仕事の目的は、その名の通り「販売を促進すること」です。

企業のなかでもとくに商品の売り上げを伸ばすことに特化した事業を行うのが、販売促進チームです。

広報部や宣伝部と混同されやすい仕事内容ですが、広報や宣伝が「企業や商品のイメージを伝える」ことを目的としているのに対して、販売促進は「実際の購買行動につながるような仕掛けを考える」ことを目的としているという大きな違いがあります。

具体的にいうと、新商品の発売に伴うキャンペーンやイベントを企画したり、特典やノベルティを考案したりするのです。

入念なリサーチが成功のカギ

それでは、販売促進の仕事の流れは、どのようなものになるのでしょうか。

化粧品メーカーが若い女性向けの新しい化粧品シリーズを売り出すというケースを想定して説明しましょう。

まず、販売促進の基本として、ターゲットとなる消費者層のニーズや意識調査を行うところからスタートします。

「どんな売り方をすれば売れるのか」「どんな企画なら注目を集めるのか」など徹底的にマーケティングするのです。

もちろん、同業他社がどのように商品を販売しているか、世の中でどんなものが流行しているかの分析や予測も、新商品を売るための企画を考える上では必要不可欠です。

こうした市場調査は調査専門会社やマーケティングのプロフェッショナルに外注することもありますが、自社ですべてを行っているところもあります。

柔軟な発想でアイデアを

入念なリサーチをした結果、「この化粧品を購入する10代後半の女性には、憧れのカリスマモデルAさんがいる」ということがわかったとしましょう。

そこから、具体的な企画を立てていきます。

たとえば、発売日に百貨店の化粧品売り場でモデルのAさんに会えるイベントを行う、商品のおまけとしてAさんが出演するファッションショーの観覧応募券を同封する、3000円以上購入するとAさんがデザインしたノベルティがもらえるという特典をつける、などです。

この内容は販売促進担当者が自由に考えることができ、実演販売や展示会など、企業によって企画の内容は実にさまざまです。

こうして考え出した案を実現させることで見事に売り上げアップに貢献できれば、販売促進は大成功といえます。