俳優・女優に向いている人、適性

目立ちたい人・間を読める人

小学校のときの学芸会や、中学校の文化祭などの演劇・芝居で、「主役を演じたい!」と願った思い出がある人は、俳優・女優に向いているといえるかもしれません。

つまり、目立ちたいという思いがある人は、やはりこの仕事に向いているでしょう。

しかしながら、ただ「目立ちたい」という思いだけで役者になることはできません。

芝居は、それがたとえ一人芝居であっても、「間」が大切です。いかに上手に共演者との間を取るかが、重要なのです。自分だけが目立ちたいと思っていては、それができません。

ですから、「間」を読む力がある人も俳優・女優に向いているといえます。

モノマネと人間観察

また、学生時代に先生や友達のモノマネをするのが好きだった人も俳優・女優に向いている可能性があります。

役者は、「誰かになる」ということが仕事です。そのためには、芝居の能力が必要です。芝居というと、非常に難しく感じますが、それはつまり誰かになりきることなのです。

ですから、学校の先生や、親戚のおじさんなどのモノマネをするのが得意な人は、役者の適性があるのです。

あるいは、人間観察が好きな人もそうでしょう。電車の中や、カフェなどで周囲にいる人々を観察し、その人にどんな特徴があるのかをきちんと捉えられる人も、演じる素質があるといえるでしょう。

何かを演じるとき、自分が自ら作り出したキャラクターでその役になりきるのには限界があります。

日常にいる人々をよく観察し、その人物から役柄を作り上げることで、さまざまな役になりきれるわけです。

求められることを理解する力

俳優・女優と聞くと、二枚目じゃないとなれないように思えますが、それは断じて違います。

もちろん、容姿が淡麗な人物は、それだけで役者としてのアドバンテージが高いです。しかしながら、容姿が個性的な人にしか演じることができない役柄というのもあるのです。

そういう意味では、自分自身の見た目(スタイルは良いかどうか、美醜でいうとどちらかなど)やキャラクターを、しっかりと客観的に理解していること俳優・女優には重要です。

そして、役者として最も重要といってもよいのが、演出家が求める芝居ができることです。ただ目立ちたいというだけや、ただ演技が上手いだけでは、決して良い演技はできません。

演出家が想像する世界を作るために、役者に演技を指示します。役者は、その指示を理解し、具現化するのです。

ですから、自分が求められていることを理解する能力がある人も俳優・女優に向いているといえるでしょう。