俳優・女優の書類審査

書類審査のポイント

俳優・女優が受けるオーディションは、その他の職業同様、書類審査からスタートします。

名前・経歴・スリーサイズ、さらに、写真(バストショットや顔写真)などで自分をアピールします。

アピールポイントとしては、今までの経験が挙げられます。どんな作品に出演したか、どんな職業を経験したか、どんな映画・ドラマ・芝居が好きか、ということです。

もちろん、審査をする側(ドラマ・映画・芝居の制作者)によってさまざまですが、その作品とオーディション受験者の素養が合っているかどうかを書類で判断します。

ですので、自身のアピールできるポイントや特徴をできるだけ具体的に挙げることが重要といってよいでしょう。

心根・情熱を記すこと

そして、書類審査にてもうひとつ非常に大切なことがあります。それは、役者としての想いをしっかりと記しておくことです。

演じることがどれだけ好きか、どんな心持ちで作品に参加しようと思っているか、など芝居や作品に対しての情熱が感じられるとよいでしょう。

ある監督は、「役者としての技術は、どの役者もそう変わらない。心根が大事だ」と言います。

どれだけ芝居が上手でも、役者としての「心」がなっていないと「使いたくない」と思われることもあるでしょう。

ですから、書類審査の段階でも、情熱が伝わることを意識するとよいといえます。

ただし、そこで留意しないといけないのは、嘘は書いてはならないということです。

自分の気持ちに正直に書かなければ、書類審査で合格し、その後、作品に出演することが決まっても、すぐにその嘘がばれてしまいます。

自分が思う役者としての想いを正直に記すことが大切です。

記憶に残るかどうか

書類審査を受ける際に、ひとつ頭に入れておくとよいことがあります。それは、書類審査で落ちても、決してむやみに落ち込まないことです。

書類審査でハジかれてしまうことは、よくあることです。何度、落ちたとしても「自分は役者にむいていない」などと思わず、幾度も挑戦することが必要です。

制作者側が書類で落としたとしても、書類の内容は覚えているものです。顔写真・特技・過去の出演作・趣味など、書類に書かれている内容で、印象的な事項は記憶に残っています。

たいてい、ドラマや映画の制作は複数の作品が同時進行で進んでいます。「Aという作品では使えないが、Bでは使えるかもしれない」と制作者が書類審査で判断してくれることもあるでしょう。

あるいは、「バラエティ番組でなら使えるかもしれない」と考える制作者もいるかもしれません。

書類審査では制作者の記憶に残ることを記せるかどうかが決め手となります。

チャンスはどこにあるかわかりませんので、何度書類審査で落ちたとしても、それにめげることなく挑むことが大切です。