俳優・女優の給料・年収

主役レベルは高額のギャランティを稼ぐ

現在、ドラマや映画、舞台で活躍している俳優・女優は、非常に高額のギャランティをもらっていると考えてよいでしょう。

一時間ドラマの出演料の相場は、主役レベルであれば1本あたり100〜500万円ほどといわれています。

連続ドラマともなれば11本ほどとなるので、ワンクール(3ヵ月)だけで何千万円もの収入になることもあります。

たとえデビューしてまだ日が浅くても年齢が若くても、人気と実力さえあれば年間の収入が一億を超えることも不可能ではない職業なのです。

映画の場合も一本あたりの出演料は100〜500万円ほどです。

拘束時間を考えれば、映画はテレビよりもずっとギャランティは低くなりますが、俳優・女優としての実績づくりのために出演する人もいるといいます。

下積み時代はバイトの日々

それだけ夢のある仕事ではありますが、もちろん、それまでには大変な下積み時代があります。

下積み時代の役者は、十中八九、アルバイトで生計を立てています。時給1,000円にも満たないようなアルバイトをしながら、映画やドラマ・舞台のオーディションを受け続け、仕事をもらう日々です。

また、この仕事は人気商売です。役者歴が長いからといって、高給が得られるというわけではありません。

デビューした直後でも、人気を得られれば高給を得ることもできますし、一度人気が落ちてしまえばまた低いギャランティに逆戻りしてしまうこともあります。

所属事務所によってさまざまですが、ギャランティは給料制と歩合制があります。いくら仕事の数をこなしても、ギャランティが変わらない給料制と、仕事の数だけギャランティが増える歩合制です。

イメージとCMの密接な関係

高額のギャランティが支払われる仕事として代表的なのが、CMへの出演です。

90年代や2000年代に比べると、CMの単価も少額になってはいますが、それでも一本あたり1,000〜5,000万円ほどになることがあり、ドラマや映画に比べて撮影時間が短いことを考えると非常に大きな金額です。

CMの仕事には、その人の好感度が重要になってきます。清純なイメージがある女優や、清潔感のある俳優はお茶の間からの人気も高く、キャスティングされやすいでしょう。

また、役者のイメージが商品と結びつくことで仕事につながることもあります。お酒好きなイメージがあればお酒のCMが、家庭的なイメージがあれば洗剤や食品のCMの依頼がくるかもしれません。

アイドルや芸人と同様に、俳優や女優もタレントなのです。イメージひとつで人気が上がることもあれば、下がることもあります。

給料に大きく関わってくることなので、イメージづくりは気をつける必要があるといえるでしょう。

芝居で食べていくために

俳優・女優の本質的な仕事は、さまざまな人物を演じるということです。

すなわち、演技が上手にできると、その評判は世間や、ドラマなどの制作陣にまで伝わり、新たな仕事が入ってきます。

今、活躍中のどの役者の方々も、無名の時期があります。

観客の少ない舞台を踏み、オーディションをたくさん受け、そして、メディアに出るチャンスをつかみ、徐々に役者の仕事1本で食べられるように成長していくわけです。

苦労が多い下積み時代で、さまざまな芝居の技術を身につけると、その後にたくさんのギャランティをいただける役者になれるかもしれません。