俳優・女優の悩み・つらいこと

人気がなければ仕事もない

俳優や女優は、高い演技力があるというだけで大きな仕事を任せてもらえるわけではありません。

テレビ番組の場合は視聴率が、映画の場合は劇場への動員人数が成功の指標となるため、制作者としてはできるだけ人気があってたくさんのファンがついている人を起用したいと考えています。

そのため、実力はあるけれど世間的には知名度が低い俳優よりも、演技が下手でも高い人気を誇る俳優のほうが主役に抜擢される…ということも珍しくありません。

また、大手の芸能事務所に所属している人のほうが人脈が広かったりテレビ局へのアピールに長けていたりして、抜擢されるということもあります。

「なかなか人気がでない」「メディアへの露出が少なくて知名度が低い」「事務所の力が弱いため仕事が少ない」など、演技以外の部分で悩む人も多いようです。

演技力だけではなく、人気の高さや営業力も実力のうち、と考えて地道に努力をすることが大切です。

世間のイメージとの戦い

俳優や女優として有名になると、世間から「この女優は清純派」「この俳優は家庭的」など、さまざまなイメージを持たれることになります。

このような私生活におけるイメージは、映画やドラマの次の役の起用につながったりCMへの出演につながったりするため、非常に大切なものとされています。

「清純派」として人気を集めていた女優が陰で不倫をしていたり、「家庭的」として信頼されていた俳優が泥沼の離婚をしたりすると、イメージに傷がつき、仕事にも悪影響が出ることがあります。

ときには秘密にしていたのに思いがけない形で週刊誌や芸能リポーターに暴露されてしまうこともあるので、イメージにそぐわない一面は徹底的に隠す努力も大切です。

多くの人の注目を集める職業であるぶん、常に人の目を気にして自分のイメージを作り込まなければいけないのが、この職業の大変なところでしょう。