俳優・女優の魅力

記憶に残る仕事

ドラマ・映画・舞台など、さまざまな場所で演技をし続けるのが俳優・女優の仕事です。

1本の仕事のギャランティが数百万円という役者もいれば、小劇場で赤字を出しながら芝居を続けている役者もいます。

なかなか食べられない世界で、それでも役者を続けていこうと思えるのはなぜでしょうか。

それは、おそらく記憶に残る職業だからでしょう。喜劇でも悲劇でも、ミステリーでも恋愛ドラマでも、良い作品ならば、役者の芝居はお客さんの記憶に永遠に残っているといってよいかもしれません。

日々の仕事や私生活に疲れた人々に、「少しの現実逃避」を与え、感情を揺さぶることができるのが、俳優・女優の魅力といえるのです。

いろんな人になれる

そして、魅力は他にもあります。それは、さまざまな人物になれることです。

役者は、刑事にも殺人犯にも歌手にもサラリーマンにもなれるのです。これは一般的な職業では体験できないことです。

もちろん、さまざまな人物を演じることは簡単ではありません。演じる役柄について勉強し、役作りをしっかりとしなければなりません。

ですが、役者としての演技の基本があれば、いろんな人物を演じられるわけです。これも、役者の魅力といえるでしょう。

憧れの監督と仕事ができる

きちんと役者の技術を身につけ、オーディションなどで仕事を得たならば、自分の尊敬する監督の作品に出演できることもあるでしょう。

これは、俳優・女優としての一番の魅力といっても過言ではありません。

小さいころから見ていた映画の監督、憧れていた演出家の作品に出演し、彼らの演出を受けて、役を演じることは、役者にとって何事にも変えられない幸せです。

ドラマや映画・舞台は、ひとつの「異次元」を作るということです。役者たるものならば、その異次元世界に行ってみたい、生きてみたい、と思うものです。

ましてや、その世界の作り手である演出家や監督が、自分の憧れていた人物ならばなおさらです。

役者だけで生計を立てるのは、至難の業です。しかしながら、それでも役者を続ける人が多いのは、ここで紹介したような魅力が溢れる仕事だからといえるでしょう。