配管工のつらいこと、大変なこと、苦労

狭い場所での作業が多い

配管工が施工する給水管・排水管・ガス管などは、住宅の床下やビルなどの専用スペース(パイプシャフト、「PS」と表記される)に設置されますが、いずれもかなり狭い空間です。

これらの配管は生活や建物の機能のためにはなくてはならないものですが、有効に使える部屋の面積をより多く確保するため、どうしても狭い空間に入れられるものです。

そのため、建物内における配管作業は、狭い場所での作業となることがあります。

とくに、増改築の場合や修理の場合などで、床をはぐったり壁を取壊したりすることができない場合には、より狭い空間で作業することになります。

狭い空間の中に材料を持ち込んで作業するのは、想像以上に大変なものです。

暑い寒いは当たり前

新築の場合は当然ですが、修理等であっても配管のある床下やパイプシャフト内は冷暖房の効かない範囲ですので、暑かったり寒かったりする環境の中での作業となることがほとんどです。

また、建物内ばかりではなく、道路から宅地内へ引き込んだり、さらにそこから建物内に引き込むまでの配管は当然外での仕事となりますので、こちらも夏は暑く冬は寒い中での作業となります。

このように暑くて寒い環境での作業は当たり前と覚悟しておく必要があります。

工期が詰まると大急ぎで施工することも

配管工事自体は工程の中でも序盤から中盤にかけて行います。

たとえば住宅の場合、床下の配管が完了してから大工が床下地工事をつくるような順序の工程となっているため、工期が厳しい工事の場合には大急ぎで施工しなければなりません。

また、洗面化粧台やトイレなどの設備機器の取付も行うことが多いのですが、これらはすべて仕上がって、引渡し前のハウスクリーニングの直前に取付けることが多く、必然的に造作工事や仕上げ工事のしわ寄せがくることが少なくありません。

まして、設備機器の取り付けは音も出なく夜もできる仕事ですので、夜中までかかって取付けになることもあります。

頻繁に起こるわけではありませんが、このように工期が詰まっている中で大急ぎで施工する時は、心身ともに疲れるものです。